MobiSaviと愛媛日産が提携し、リユースEV『ReNew EV』を発表
株式会社MobiSavi(横浜市)と愛媛日産自動車(松山市)は、国内初となるリユースEVの新しいビジネスモデル『ReNew EV』の提供を開始しました。『ReNew EV』は、「性能証明」と「残価保証」を組み合わせた画期的なシステムを取り入れ、EVの価値を可視化し安定した利用を促進します。この取り組みは、愛媛県が推進するデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ2.0」の一環として実施されており、その第一弾として地元企業によるリニューアルEVの導入がスタートします。
取り組みの背景
近年、リユースEVの多くが海外に流出してしまう問題が浮上しています。これに対し、日本国内での再利用や循環を支える仕組みの整備が重要だと認識されています。『ReNew EV』では、性能証明と残価保証により、リユースEVの市場価値を確保し、使い捨てではなく地域資源としての活用を目指しています。
導入企業とリース契約
今回の試みで導入される企業は、愛媛綜合警備保障株式会社と株式会社城西自動車学校の2社です。具体的な内容は以下のとおりとなっています:
- 愛媛綜合警備保障株式会社(日産リーフ)
- 株式会社城西自動車学校(日産サクラ)
2025年12月
将来の展望
MobiSaviと愛媛日産は、この新しいリユースEVの提供を通じて、EVの利用方法に対する新しいスタンダードを提案しています。2027年度には本格的に事業を展開し、四国全域及び中国地方への拡大を目指すとのことです。
この取り組みは、EVを単なる消耗品としてではなく、再利用され続ける価値のあるリソースとして位置づけ、脱炭素社会の実現を目指します。地域経済の活性化と環境保護を両立するこの新たなビジネスモデルは、多くの人々に注目されています。
まとめ
国内初の『ReNew EV』の導入は、リユースEV市場における新たな試みを象徴しています。地域資源としてのEVの活用と、安心・安全な利用の確保を目的とする本プロジェクトは、業界に革命をもたらすことでしょう。詳細については、愛媛県の公式ウェブサイトをご覧ください。