h.u.g-flower岐阜店、再開へ!
岐阜発祥のブランド、h.u.g-flowerは9月28日に自社ECサイトを活用したクラウドファンディングをスタートします。このプロジェクトは、東京と横浜で育まれたブランド力を岐阜に還元する「逆輸入型地方創生モデル」として注目されています。目標金額は300万円、再び岐阜に根を張るための大きな挑戦です。
プロジェクトの背景
2008年に岐阜で花屋としてスタートしたh.u.g-flowerは、2019年からグルテンフリーのチーズテリーヌ専門ブランドへと進化しました。その間に10万本以上の販売実績を誇り、1日あたり最大2,800本を販売するほどの人気を得てきました。
しかし、2023年に外部トラブルにより岐阜店を閉店せざるを得なくなり、利益を生み出していた横浜や東京での需要が高まりつつも、製造・保管体制が限界に達している現状がありました。
「岐阜に再びお店を構えたい」という想いと「持続可能な製造体制を構築しなければならない」という課題が交差し、今回のプロジェクトが進行します。
この岐阜店の再開は、単なる店舗の復活ではなく、地域経済の循環を生むための重要な施策と位置付けられています。
プロジェクトの特徴
1. 自社クラウドファンディング方式
特定の外部プラットフォームを使用せず、自社ECサイトで直接クラウドファンディングを行うという新しい形を取ります。これにより、手数料を最小化し、支援金を商品の開発や地域の活動に還元することが可能となります。
2. 既存の会員基盤を活用
すでに1万人を超える会員を抱えるh.u.g-flowerでは、新たな会員登録は不要。支援を希望するユーザーは、簡便に支援手続きを行うことができます。
3. ブランドの世界観を保持
自社サイトでの運営により、ブランドのトーンやメッセージを一貫して伝えることができます。購買体験から特典の紹介まで、全てのコンテンツがh.u.g-flowerのスタイルに統一されています。
4. 地元資源の活用
このプロジェクトでは、岐阜の特産物を用いたチーズテリーヌを製造することで地域の農家庭や生産者への支援にもつながります。枝豆、飛騨モモ、飛騨リンゴなどを使用した新商品は、全国への発送も計画されています。
このように、地域経済の活性化と雇用創出に貢献することが目指されています。
クラウドファンディング概要
実施期間は2025年9月28日から11月12日までの45日間。 目標金額は300万円で、支援者には通常商品や岐阜素材を利用した期間限定商品、追加応援プランなど多彩なリターンが用意されています。
特に、飛騨りんごを使用したチーズケーキなど、新たな試みも見どころです。
代表の思い
代表の遠藤雄一氏は、「岐阜にもう一度根を張ります。 これは地域経済を循環させるための大切な挑戦であり、一緒にブランドを育てていく仕組みでもあります」と語ります。h.u.g-flowerの商品の開発や地域との協力を通して、岐阜から全国へ、さらには世界へと、同ブランドの理念である「彩りある時間」を発信していきたいとしています。
会社概要
h.u.g-flowerは、2008年に岐阜市で設立され、以来、地域資源を生かした商品開発や、オンラインを通じた全国展開に力を注いでいます。
再び岐阜に根を下ろすことで、地域とのつながりを強化し、新たな価値創造を目指します。
公式ウェブサイト
クラウドファンディングの詳細や新商品情報は、
公式ECサイトにて随時更新中です。近くの店舗もぜひお立ち寄りください!