「LDS-T6B」センサーが挑む新たなセンシング技術
神奈川県横浜市に拠点を置く株式会社リキッド・デザイン・システムズと横浜電子株式会社が共同で、高感度空気動圧センサー「LDS-T6B」を開発しました。この製品は、圧力の微細な変化を高精度に検出できるセンサーとして、様々な分野での応用が期待されています。
LDS-T6Bの基本特性
「LDS-T6B」は、空気のわずかな動きを捉えることができるセンサーであり、高い信号対雑音比(S/N比)を誇ります。周波数帯域は0.15Hzから1kHzまで広く、多様な信号を精密に検出が可能です。特に、呼吸や心拍などの低周波信号から、構造物の高周波振動までを捉えることができます。これにより、音や光では感じ取りにくい「静かな変化」を検知し、高精度な信号として処理します。
筐体は亜鉛合金と金属メッキで作られ、優れたノイズ耐性と安定性を確保しています。また、小型かつ軽量(約10g)であり、医療や防災、モビリティなどさまざまな環境への組込みに最適です。
両社の技術連携
リキッド・デザイン・システムズは、これまでに培った非接触センサー技術を生かし、具体的にはベビー・介護・いびきセンサーや地震予知システムなど、多様な実績を持っています。一方、横浜電子は、精密電子機器の分野での設計・製造において、高い技術力を誇ります。この2社の技術が融合することで、より高性能な製品が生み出されることが期待されています。
LDS-T6Bの実績と応用可能性
LDS-T6Bは、さまざまな分野での活用が可能です。以下にいくつかの具体例を挙げます。
- - 医療・介護分野: マットレス下に設置し、呼吸や体動を検知するセンサーとして利用されています。
- - 地震予知: 高島式地震予知センサーとして応用し、地震の前兆波を観測できます。
- - 車載デバイス: ドライバーの眠気や注意力低下を検知する安全運転支援機器に組み込まれています。
これらの実績を通じて、LDS-T6Bは多様なビジネスモデルへの適用も検討されています。OEM供給や共同開発など、他社とのコラボレーションにも力を入れる方針です。
新たな共創パートナーを募集
両社は、LDS-T6Bを活用した新しいアプリケーションの開発に向けて共創パートナーを募集中です。医療・防災・モビリティなど、様々な分野でのニーズに応えるための協業を通じて、より良い製品の創出を目指しています。興味のある企業や団体は、ぜひお問い合わせください。
LDS-T6Bは、空気の微細な変化を捉えるだけでなく、私たちの生活の質を向上させる可能性を持っています。今後の展開が注目です。