箱根に新リトリート
2025-06-02 13:57:26

妹島和世が手掛けるリトリートリゾート「ししいわハウス」が箱根に新設

ししいわハウス箱根、2027年にグランドオープン



軽井沢に拠点を置くリトリートリゾート「ししいわハウス」が、ついに箱根にも新たな施設「ししいわハウスNo.4(SSH No.4)」を設立します。2027年の完成に向けて建設が進むこのリゾートは、世界的に名高い建築家、妹島和世氏が手掛けるもので、特に注目を集めています。

箱根国立公園に位置するSSH No.4は、温泉、湖、さらに富士山の美しいパノラマビューに囲まれたリゾート地です。東京からわずか90分の距離にある箱根は、長年、静けさを求める芸術家や旅行者の心の拠り所でした。この新しいリゾートは、アクセスの良さとプライバシーを両立させ、ゲストがリラックスし、内面を見つめるための理想的な場所となることを目指しています。

施設内には、18室の客室、ダイニングやバー、天然温泉、フィットネスエリアなどが設けられる予定です。妹島氏のデザインは、木々の中に浮かぶような独自のピロティ構造を持ち、自然と調和する形で建物がデザインされています。敷地は緩やかな傾斜となっており、森林の中で静寂な空間を演出します。黒い外壁が周囲の緑と融合し、内装には温かみのあるヒノキ材が使われており、自然の中のオアシスとなるでしょう。

妹島氏は「森の一部のように感じられる建物を作りたい」と語り、自然との共存を強調しています。人々が風景の中で静かに時間を過ごし、自身を見つめ直す環境を提供することが、このプロジェクトの魅力でもあります。

ししいわハウスの創設者であるフェイ・ホアン氏は、「妹島氏との協力を光栄に思います。彼女の建築スタイルは軽やかでありながら、しっかりとした地に足のついた感覚を持っています。この箱根の拠点は、訪れる人々の心身の再生をサポートする素晴らしい場所になるでしょう」と期待を寄せています。

この箱根プロジェクトは、ししいわハウスがこれまで築いてきた素晴らしいパートナーシップをさらに発展させるものです。軽井沢では坂茂氏、また西沢立衛氏とともに成功したリトリートがある中で、SSH No.4は人々を自然と深いレベルで結びつける空間として、その使命を引き継いでいくことになります。

建設は2025年に着手し、2027年のオープンを目指しています。ししいわハウスは、日本の国際的なホスピタリティブランドとして、現代建築とアート、そして食を融合させてきました。この新たな拠点もまた、自然と調和した心身の回復の場として多くの人に親しまれることでしょう。

ししいわハウスの魅力


ししいわハウスは、ゲストにアートや建築ツアー、有機農場訪問、特別イベントなど多彩なプログラムを提供しています。また、持続可能な建築を目指すことに力を入れ、人々の精神や環境にポジティブな影響を与えていくことを大切にしています。軽井沢の国立公園で誕生した最初のリトリートは、今や3つの素敵な建物を持つブランドとなり、今後も発展を続けていくことでしょう。

箱根に開業予定のししいわハウスNo.4は、これまでの成功を受け継ぎつつ、さらなる進化を遂げる運命にあります。この新たなリトリートリゾートは、訪れる人々に深いリフレクションとリフレッシュの機会を提供し、自然と一体となる生活を実現することでしょう。ぜひ、この魅力あふれるリゾートに注目してください。


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