横浜の食品残渣活用
2026-09-07 10:33:12

横浜市の食品残渣を活用したタンパク質生産の実証実験が始動

横浜市の食品残渣を活用した新たな挑戦



株式会社GoldenHarvestは、横浜市が取り組む「TECH-PoC」支援のもと、食品工場から発生する食品残渣をアメリカミズアブ(BSF)を使って飼料用タンパク質に変換する実証実験を開始しました。このプロジェクトは、横浜市内のさまざまな食品工場からの残渣を利用し、その変換効率と飼料タンパクの品質を測定します。実証期間は2027年2月末までの約半年間にわたります。

日本の飼料問題とBSFの可能性



日本は飼料の74%を輸入に依存しており、配合飼料の価格は高騰しています。そのため、国内で発生する約500万トンの食品残渣をBSFの力で有効活用する必要があるのです。BSFの幼虫は水分の多い食品残渣をそのまま食べて成長できるため、この残渣を飼料用タンパク質として転換する大きな可能性を秘めています。

特に、BSFから得られる「BSFミール」は、高いタンパク質含有量を持つ飼料原料として国際的にも注目されています。2025年からは日本国内でも飼料の公定規格に追加され、新たな国産タンパク源として期待されています。

残渣の変換効率データベースの構築



今回の実証では、横浜市内の食品工場から調理系や醸造系、菓子系などのさまざまな残渣を集め、BSFの幼虫を飼育し、その生存率や成長、変換効率を記録します。収穫された幼虫は乾燥・脱脂され、BSFミール、BSF油、有機堆肥の3つに分けられ、それぞれの成分分析が行われます。このデータを基に、今後の飼料原料のコストや収益モデルを具体化することを目指しています。

GREEN×EXPO 2027に向けた展望



実証が終了する2027年2月には、横浜・上瀬谷で開催されるGREEN×EXPO 2027への参加が予定されています。この博覧会では、食品残渣から生まれた土壌改良材を通じて、「花と緑を育てる」というテーマに関連する循環の重要性を伝える予定です。GoldenHarvestは、この実証の成果を通じて地域の資源循環モデルを確立し、地域社会に貢献することを目指しています。

残渣提供パートナーを募集中!



地域の食品工場や給食事業者の皆様、毎日生じる野菜くずやおから、ビール粕などの残渣を本実証にご提供いただけませんか?ご提供いただいた残渣は、BSF幼虫の飼育試験に用いられ、その変換効率や品質を測定し、結果をお返し致します。廃棄物を有効活用することで、コスト削減や新たな資源循環の取り組みへの道を切り開きましょう。少量のサンプル提供で費用負担はありません。

企業情報



株式会社GoldenHarvestは「Unleash potential of life」の理念のもと、BSFを活用した食料安全保障と資源循環の技術開発に取り組んでいます。2024年に設立された当社は、東京大学との共同研究を通じて、持続可能な生命産業の創出を目指しています。

何かご不明点がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 横浜市 GoldenHarvest ミズアブ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。