川崎市でスタートアップ
2026-07-08 14:37:23

川崎市が挑むグローバルスタートアップ創出の新しい展望とは

川崎市が挑むグローバルスタートアップ創出の新しい展望とは



川崎市は近年、技術革新とそれに伴うスタートアップの創出を目指し、さまざまな取り組みを行っています。今回、Plug and Play Japan株式会社が「令和8年度グローバルスタートアップ創出促進事業」を受託し、その一環として「Kawasaki Global Accelerator 2026」の参加企業を募集することを発表しました。

1. 令和8年度グローバルスタートアップ創出促進事業の概要



川崎市は、550以上の研究機関が集まる地域であり、特にディープテック分野に力を入れています。NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)との連携により、研究開発から事業化まで一貫したサポートを提供する「K-NIC」が設立されています。この環境は、技術力が高いディープテック・スタートアップにとって、事業化の道筋を見つけるための貴重な場となっています。

一方で、ディープテックスタートアップは、研究開発を進めるための資金調達で高いハードルに直面しています。「Kawasaki Global Accelerator 2026」では、単なる資金提供にとどまらず、海外の投資家からの資金調達を可能にする力を養うことに特化したプログラムが用意されています。

2. プログラムの特色と支援内容



このプログラムでは、以下の具体的な支援内容が提供されます。

(1) 国内集合研修



参加者全員が参加可能な国内集合研修を2日にわたり実施します。研修内容は、海外市場を見据えたマインドセットやチーム構築、ピッチ資料作成に関する基礎知識の習得から、実践的な戦略の策定まで多岐にわたります。ここでは、参加者同士の交流も促進され、ネットワーク作りに役立ちます。

(2) 英語ピッチ指導と個別メンタリング



海外の投資家向けに効果的な資金調達に向けた英語でのピッチ準備支援を行い、また、ディープテック分野に特化した外部専門家による個別メンタリングも提供されます。

(3) 海外渡航プログラム



シリコンバレーでのプログラムを通じて、大学や研究機関、ベンチャーキャピタルなどを訪問する機会が与えられます。また、Plug and PlayシリコンバレーSUMMITに合わせた渡航もあり、ピッチイベントやメンタリングセッションを通じて、短期間でのネットワーク構築が可能です。

(4) 渡航後のフォローアップ



プログラム参加後も、事業計画のブラッシュアップや継続商談のフォローアップを行い、参加者の資金調達に向けたマッチング支援を継続的に実施します。

(5) 成果報告会




プログラムの締めくくりとして、成果報告会が開催され、参加者が自らの活動成果を報告することで、川崎市内のスタートアップエコシステムの魅力も広く発信されます。

3. 参加対象者の要件



プログラムへの参加には、特定の要件を満たすことが求められます。ロボティクスやAI、エレクトロニクスなどの技術開発に取り組み、その技術が社会課題解決に寄与することが期待されることや、海外市場に展開する意欲を持っていることが求められます。また、川崎市内に拠点を置くことや、英語でのコミュニケーション能力も必須です。

4. 参加申し込みと公募説明会



プログラムの詳細はPlug and Playのウェブサイトで確認でき、参加申し込みはオンラインで行うことが可能です。また、7月22日にはオンライン形式での公募説明会も予定されていますので、参加を希望する方は、事前に申し込みを行ってください。

5. Plug and Play Japanについて



Plug and Playは、スタートアップと大企業、投資家、アカデミアといった多様なプレイヤーを結びつけるグローバルなイノベーションプラットフォームです。国内外で広がるネットワークを活用し、パートナー企業との協力を通じて新たなイノベーションの創出を目指しています。これからの日本市場において、川崎市から世界に羽ばたくスタートアップが増えることを期待しています。


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