5月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞選手の感動秘話とプレー振り返り

5月度「スカパー!サヨナラ賞」受賞選手の感動秘話

プロ野球における「サヨナラ打」は、試合を決定づける重要な瞬間であり、そのプレーがチームだけでなくファンにも大きな感動を与えます。2023年5月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞したのは、セ・リーグからは横浜DeNAベイスターズの林琢真選手、そしてパ・リーグからはオリックス・バファローズの若月健矢選手です。この2選手は、それぞれの試合で素晴らしいサヨナラ打を放ち、見事に受賞を果たしました。

受賞選手のコメント

林琢真選手（横浜DeNAベイスターズ）

林選手は、自身初の受賞に対して大変光栄と感謝の意を示しました。特に「毎試合、熱いご声援をありがとうございます。チームに貢献したいという気持ちで打席に立っています」と語り、ファンの応援が自身の力になっていることを実感しています。

若月健矢選手（オリックス・バファローズ）

初めての受賞に喜びを持った若月選手。「先頭バッターとして塁に出ることを意識していたが、結果として劇的なサヨナラ本塁打に繋がったことが嬉しい」と明かしました。そして、チームメンバーとの水かけのエピソードも印象的で、仲間との絆を感じさせるコメントが印象的です。

受賞プレーの詳細

林琢真選手のサヨナラ打

5月9日、横浜スタジアムでの広島戦にて、林選手は延長10回裏、一死二塁の好機で打席に立ちました。試合は3対3の同点状態。林選手は、外角高めの球を逃さず捉え、左中間へ鮮やかなサヨナラ二塁打を放ち、チームを勝利に導きました。このプレーは、彼が持つ勝負強さの象徴であり、チームにとっても大きな一勝となりました。

若月健矢選手のサヨナラ本塁打

一方、若月選手は5月20日の京セラドームでの千葉ロッテ戦で、9回裏無死走者なしの場面で打席に立ちました。1対1の同点という緊張の場面で、若月選手は初球を見送り、2球目をしっかりと捉え、左翼席へサヨナラ本塁打を放つという見事なプレー。これにより、オリックスは今季4度目のサヨナラ勝利を果たし、そのうち3度が若月選手の一打によるものです。彼のその活躍は、チームの勢いに大きく貢献しました。

「スカパー!サヨナラ賞」とは

この「スカパー!サヨナラ賞」は、プロ野球のサヨナラ打に焦点を当て、2012年から毎月選出される賞です。スカパー!は、試合の最後の1球まで全力で実況を届ける意義を持ち、選手たちの見せる感動的なドラマを多くのファンに届けることを目指しています。受賞選手が放ったサヨナラ打は、選手の成長や仲間との絆を感じる瞬間でもあります。

これからもプロ野球のサヨナラ打を通じて、選手たちの熱い戦いを見守りたいですね。ファンの応援が、選手たちにとってどれほど重要か、今後も改めて認識することが大切です。