相模原市での空飛ぶクルマ実証フライト
2025年1月26日、神奈川県相模原市において、新たなモビリティの形「空飛ぶクルマ」の実証フライトが実施されることが発表されました。このイベントは、相模原市が主催する「相模原SDGs EXPO」の一環であり、空飛ぶクルマが県内で初めて飛行する試みとなります。
空飛ぶクルマとは?
空飛ぶクルマは、あらゆる移動シーンにおいて効率的な移動手段として期待されています。特に都市部においては、渋滞を回避し、空間の利活用が図られることから、持続可能なモビリティ社会の構築に向けた一歩といえるでしょう。
体験できるフライト内容
実証フライトでは、実際に空飛ぶクルマが飛行し、その運用可能性を示します。フライトスケジュールは、10:30、11:30、13:00、14:00、15:00の5回を予定。使用機材はEHang社の「EH216-S」で、雨天や荒天時には中止となることもあります。
シート搭乗体験
また、空飛ぶクルマ「EH216-S」に実際に搭乗することができる体験イベントも予定されています。搭乗体験はフライト前後に行われ、定員は1度につき2名まで。特典としてスタッフが記念写真を撮影してくれるサービスも。実際の飛行はありませんが、その迫力を直接体感できる貴重な機会です。
VR遊覧体験
さらに、Eve Air Mobility社が提供するVRによる遊覧体験も行われます。この体験では、空を飛ぶ感覚を楽しむことができ、世界各国の景観を空から眺めることができます。これは、離陸から着陸までのプロセスをリアルに体験できるチャンスです。
相模原SDGs EXPOについて
相模原市は、SDGs(持続可能な開発目標)の未来都市として内閣府から認定を受けた自治体です。本イベントは、持続可能な社会の実現に向けて、SDGsの重要性を広めることを目的としています。多くのブース出展が予定されており、次世代モビリティに関する話題や、食に関するトークセッションなども盛りだくさんです。
会場とアクセス
イベントは相模総合補給廠一部返還地にて開催され、アクセスはJR横浜線「相模原駅」北口から徒歩約10分の距離です。東西道路の交通規制が実施されるため、公共交通機関の利用をおすすめします。
まとめ
この機会に、多くの市民に空飛ぶクルマの概念を身近に感じていただきたいと思います。実証フライトを通じて、持続可能な移動手段の可能性を体感し、未来のモビリティ社会についての理解を深める良いチャンスです。ぜひ、相模原市での新たな体験をお楽しみください。