海と人をつなぐ「ヨコハマ海洋市民大学」第9回の講座開催

未来の海を守るために必要な知識を学ぶ講座へ

2025年2月6日（木）、横浜にて「ヨコハマ海洋市民大学」2024年度の第9回講座が開催されます。この講座のテーマは「海洋プラスチック問題から考える循環型社会」。次世代に豊かで美しい海を引き継ぐために、社会全体での取り組みが必要です。この講座は、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として実施されます。

ヨコハマ海洋市民大学の歩み

今年で11年目を迎えるヨコハマ海洋市民大学は、海洋環境の保護を目的とした様々な講座を提供しています。実行委員会のメンバーは、横浜の海に対する思いを持ち寄り、次世代に何を残すべきか常に考えています。特に「子供たちに大切なことを伝えられる大人になる」ことを重視し、その実現を目指しています。

2021年には「ごみの学校」というFacebookグループが立ち上がり、3年の間に7,000人が参加したこの活動は、多くの人々にごみ問題への関心を喚起しました。今回の講座では、株式会社ごみの学校の代表である寺井正幸氏を講師に迎え、海洋プラスチック問題についての知識を深める機会を提供します。

楽しく学ぶリサイクルの仕組み

講座では、話を聞くだけでなく、実際に体験できるアクティビティも用意されています。特に注目すべきは、『RecycleMaster』というカードゲームです。このゲームは、海洋ごみ問題やリサイクルの仕組みを楽しく学ぶことができるツールで、遊びながら自然と知識を得ることができます。

講座の詳細

- 日時: 2025年2月6日（木）19:30～21:10（受付 19:00～）
- 会場: 象の鼻テラス（神奈川県横浜市中区海岸通1‐1）
- アクセス: みなとみらい線「日本大通り駅」から徒歩約3分

この講座のプログラムは、主催者の挨拶に始まり、専門家による海洋プラスチック問題に関する講座、質疑応答、そして交流会が予定されています。参加者は、自らの疑問を直接講師に問いかけることができる貴重な機会です。

参加方法は、ホームページの「講座のお知らせ」から申し込むことができ、Facebookイベントやオンライン配信を通じても参加が可能です。

循環型社会を目指す仲間として

この取り組みを通じて「海洋教育デザイナー・海族」として新しい知識を手にし、普段の生活に落とし込むことができます。日々の行動が、理想的な海を実現するための第一歩となるのです。

将来的には、この講座で学んだことを発表する文化祭も開催予定で、学びを深めた成果を仲間と共有できる場も設けています。「海と人をつなぐ」取り組みを共にし、未来を担う子どもたちへと意識を引き継ぎましょう。ぜひ、ご参加をお待ちしております！