アンリツとQualcommの協業
2026-06-29 11:13:43

5G通信の未来を担う!アンリツとQualcommの新しい技術協力

5G通信の未来を担う!アンリツとQualcommの新しい技術協力



アンリツ株式会社(社長 濱田 宏一)は、Qualcomm Technologies, Inc.とともに、5Gネットワークにおける上り通信の効率化を目的とした「アップリンクデータ圧縮(UDC)」機能の共同実証に成功しました。この技術は、モバイル端末(UE:User Equipment)から送信されるデータの効率を大幅に向上させることが期待されています。

検証の背景と目的



近年、スマートフォンやモバイル端末の利用が急増し、モバイルデータ通信量は爆発的に増加しています。これに伴い、ネットワークの負荷も高まり、特にアップリンク通信においては、通信品質を維持しつつ効率的にデータを送信する技術が求められています。

従来のアップリンク通信では、IPヘッダやトランスポート層のヘッダから生じるオーバーヘッドを削減するため、Robust Header Compression(ROHC)などの技術が利用されてきました。しかし、3GPP Release 17に導入されたUDCは、これに加えて、送信前に冗長データを圧縮する機能を持ち、ヘッダだけでなく送信全体のデータ量を削減する画期的な技術です。

UDCの特徴と利点



UDCは、モバイル端末側でデータを圧縮することにより、ネットワークへの負荷を軽減し、限られた周波数資源を有効活用することができます。この技術の導入により、実際の通信環境においてもデータ転送効率の向上が期待されています。

アンリツとQualcommは、このUDC機能の適合性や相互接続性の検証を進めており、3GPP Release 17に準拠したUDC機能の商用化を促進することを目指しています。アンリツ株式会社の横尾 大三郎は、「冗長データを圧縮することでアップリンクの無線リソースが効率的に活用でき、通信事業者や端末ベンダーのネットワーク効率の向上に貢献できることが期待されます。この協業により、新しい5G機能を迅速に実装・検証する環境を提供できることを誇りに思います」と述べています。

ME7834NRテストプラットフォームの概要



今回の検証には、アンリツの5G NRモバイルテストプラットフォーム「ME7834NR」が使用されました。このプラットフォームは、GCFおよびPTCRBにおいて認定されており、3GPP準拠のプロトコルコンフォーマンステストや事業者受入試験に対応しています。5G NRのStandaloneおよびNon-Standaloneモードに加え、LTEやW-CDMAなどもサポートしています。さらに、市場におけるUDC機能の検証に最適なプラットフォームとして注目されています。

まとめ



このように、アンリツとQualcommの協業は、モバイルデータ通信の効率を高め、5G技術の発展に寄与するものです。今後もこの技術が商用化され、私たちの生活を一層便利にすることが期待されます。5Gの新しい時代を迎えるために、これからの進展に目が離せません。


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