岡山大のヘリウム回収
2026-06-11 06:27:16

岡山大学が米子高専でヘリウムガス回収事業を実施し持続可能性を追求

岡山大学と米子工業高等専門学校のヘリウムリサイクルプロジェクト



岡山大学(所在地:岡山県岡山市)は、地域密着型の研究機関としての役割を果たすため、「中四国・播磨HeReNet」プロジェクトを推進しています。この度、米子工業高等専門学校(所在地:鳥取県米子市)と連携し、初となる液体ヘリウムの回収・供給を実施しました。今回の実施は、2026年5月15日に行われ、岡山大学からは総合技術部のメンバーが参加しました。

ヘリウムの重要性とプロジェクトの背景


ヘリウムは、科学研究や医療機器の冷却に欠かせないガスですが、100%海外からの輸入に依存しているため、価格の高騰が問題となっていますそのため、地域の大学や研究機関でのヘリウムの安定供給を目指した取り組みが始まりました。「中四国・播磨HeReNet」は、液体ヘリウムのリサイクルと供給を効率的に行うことで、持続可能な研究環境を作ることを目指しています。

米子高専での取り組み


米子高専では、日野技術専門職員が核磁気共鳴装置(NMR)からヘリウムガスを収集し、回収用圧縮機を使ってガスボンベに移す作業が行われています。今回、岡山大学が用意した約90リットルの液体ヘリウムは、米子高専に輸送され、約1時間かけてNMRに充填されました。この活動は、ヘリウムの安定供給に向けた重要な一歩となります。

持続可能な研究環境の構築に向けて


日野専門職員は、この取り組みが「安価に液体ヘリウムを手に入れられる貴重な機会であり、持続可能な研究環境を意識した活動の一部である」と述べています。また、この事業はSDGsの「つくる責任、つかう責任」にも関連していると強調しました。

岡山大学の未来に向けたビジョン


岡山大学は、今後も「中四国・播磨HeReNet」と「HeliGet」を通じて近隣の大学や研究機関と協力し、液体ヘリウムの供給を行うことで、研究開発のサポートを充実させていく方針です。また、ヘリウム価格の安定化と次世代ユーザーの育成を目的とした人材育成プログラム「HeliSET」の導入も進めており、これらのプロジェクトは「“He3”(スリー)プロジェクト」として一体的に推進されます。

結論


地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の取り組みは、研究力の向上やイノベーションの創出、経済安全保障の強化に寄与する重要な活動です。今後の進展に注目が集まっています。皆様も、この持続可能な研究環境の構築に向けた岡山大学の挑戦を応援してください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 ヘリウム回収 米子高専

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。