岡山大学ウェイトトレーニング部が全国優勝！2年越しのリベンジ達成

岡山大学ウェイトトレーニング部は、2025年12月6日から7日にかけて愛知県の日進キャンパススポーツセンターで開催された「第52回全日本学生パワーリフティング選手権大会」に出場し、見事15度目の全国優勝を飾りました。昨年の大会では3位という結果に終わったため、部員たちの意気込みはひとしおでした。

この大会には、全国から集まった51校、164人の選手がエントリー。岡山大学の選手たちは4階級の個人戦で圧倒的なパフォーマンスを見せ、個々の力が結集しました。特に男子では杉野浩生さん（教育学部3年）が第83kg級で優勝し、女子では岡あゆみさん（文学部3年）が52kg級で見事1位を獲得。両者はそれぞれに最優秀選手にも選ばれ、男女同時受賞は創部以来初めての快挙となりました。

大会を終えた杉野さんは、「大学からパワーリフティングを始め、目標にしていた全国大会での優勝を達成できて本当に嬉しいです。支えてくださった全ての方々に感謝し、来年のインカレでも再び優勝を目指します」と抱負を語りました。一方の岡さんも、「まさか優勝できるとは思っていなかったので驚いています。大会前に怪我をして不安でしたが、家族やコーチ、仲間のフォローがあったからこそ、ここまで来られました」と感謝の気持ちを表明しました。

岡山大学は、全体として57点を獲得し、優勝を果たしました。2位は日本体育大学、3位は京都先端科学大学でした。岡山大学の個人成績では、女子の52kg級の岡さん、63kg級の井浦那奈さん（工学部3年）、63kg超級の大西咲綺さん（文学部4年）、男子の83kg級の杉野さんが1位に輝き、各選手がそこで力を発揮しました。特に岡さんは、昨年のリベンジを果たし、仲間たちと共に素晴らしい成果を残しました。

岡山大学ウェイトトレーニング部のこれまでの努力と実績は、高く評価されており、今後の活躍が期待されます。チーム全員が団結し、目標に向かって進む姿勢が、大学のブランド力を高める一助となっています。このたびの優勝を糧に、彼らのさらなる挑戦と成長に目が離せません。今後とも岡山大学ウェイトトレーニング部の動向に注目していきたいと思います。