神奈川・小峰無線電機のタフな光ケーブル2種を徹底解剖
神奈川県川崎市に本社を構える小峰無線電機株式会社は、特異な特性を持つ2種類の光ケーブルを提供しています。その名も「Oh光ケーブル」と「ロバスト光ケーブル」です。ここでは、それぞれの特徴やどのような場面で役立つのかを詳しく見てみましょう。
柔軟性を持った「Oh光ケーブル」
「Oh光ケーブル」は、柔軟性、軽さ、そして強靭さの3つの特徴を持つ2心の光ケーブルです。具体的には、次のような利点があります。
- - コンパクトなデザイン: 外径5mmの丸形で、持ち運びや設置が非常に楽です。狭い場所でもスムーズに作業が出来ます。
- - 多様なモードに対応: シングルモード(SM)に加え、マルチモードOM3も用意しており、用途に応じた選択が可能です。
- - 過酷な環境にも耐える: 長期間にわたる圧壊、屈曲、振動に強く、屋外でも効果を発揮します。
- - 優れた外被: ポリウレタン製の外被は耐摩耗性や耐化学薬品性に優れており、工業環境でも安心して使用できます。
- - 高い耐圧性能: 内部には厚いアラミド強化層があり、耐圧性と弾力性を兼ね備えています。幅広い温度帯(-55℃から+85℃)での使用が可能です。
このように「Oh光ケーブル」は、特に柔軟性が求められるシーンで大いに力を発揮します。
堅牢な「ロバスト光ケーブル」
対して、「ロバスト光ケーブル」は、その名の通り非常に堅牢で安心感のある光ケーブルです。主な特徴は次の通りです。
- - 内部構造: ステンレスモノコイルを内蔵したことで、耐久性を高めています。2心または4心のタイプがあり、作業の幅が広がります。
- - 外被の選択肢: PVCの標準タイプとPEの防水タイプがあり、防水仕様ではPBTチューブが加えられており、万が一外被が破れても浸水を防ぎます。
- - コンパクトなサイズ: 標準タイプは外径4mm、防水タイプは6mmとなっており、移動や設置が容易です。
- - 高耐圧性能: 車両に踏みつけられても断線しない耐圧性を持ち、さらに小動物による噛みつきからも光ファイバを守ります。特に工事現場や外部での使用に最適です。
- - 多機能性: 8芯のドロップケーブルも揃っており、様々なニーズに応えられます。
まとめ
「Oh光ケーブル」と「ロバスト光ケーブル」は、それぞれ異なる目的に応じて設計されており、環境に負けない強靭な性能を持っています。“光は壊れやすくて、扱いにくい”という先入観を払拭し、使い勝手の良い両者をぜひ一度ご確認ください。これからの通信インフラの円滑化に向けて、あなたの選択が役立つことでしょう。