岡山大学大森教授、消費者支援功労者表彰を受賞し未来への希望を語る

岡山大学の大森教授が消費者支援功労者表彰を受賞

2025年6月7日、岡山大学の学術研究院社会文化科学学域に所属する大森秀臣教授が「令和7年度消費者支援功労者表彰」を受賞しました。この栄誉ある賞は、前年度までの活動に対する評価であり、岡山県内の教育現場における消費者教育の推進において重要な役割を果たしたことが多いです。

表彰式の様子

受賞を祝福する表彰式は、首相官邸にて行われ、伊東良孝内閣府特命担当大臣からの表彰状が授与されました。さらに、石破茂首相からも直接お祝いの言葉をいただき、大森教授はその栄誉を大いに喜びました。

消費者教育への貢献

大森教授は、以下のような活動を通じて、消費者教育を推進してきました。

- 学生たちによる教材作成: 学部の演習授業において学生たちが消費者教育用の教材を企画・作成する指導を行い、これを基に岡山県内の中学生や高校生を対象とした授業を実施しました。
- 消費生活センターとの連携: 岡山県消費生活センターの教材作成事業に委員として関わり、特に障害のある方や高齢者、その支援をする人々に向けた分かりやすい教材の作成に貢献しました。

大森教授自身も「この表彰は、私と共に活動をしてくれた学生や協力してくださった方々のおかげです。感謝の気持ちでいっぱいです。今後も多くの教育機関の支援により消費者教育を続け、一人でも多くの人々が消費者トラブルに巻き込まれないように努めたい」と述べています。

今後の取り組みに期待

大森教授の功績は、岡山県における消費者教育のさらなる発展を促すだけでなく、地域に根ざした教育活動の重要性をも再認識させるものです。岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として教育と研究の両面で革新を図り、持続可能な社会の実現に向けた貢献を続けています。

今後も、岡山大学の様々な活動にご期待ください。消費者教育のみならず、多様な分野での取り組みが地域社会に与える影響は計り知れません。