今年の忘年会・新年会における飲食店選び
近年、忘年会や新年会の飲食店選びがSNS、とりわけInstagramの影響を受けるようになってきています。特に20〜30代の幹事たちは、料理やお店の雰囲気を視覚的に確認するために、Instagramを積極的に活用していることが調査から分かりました。
調査の背景
StoreProは、「忘年会・新年会シーズンにおける飲食店選びとInstagram利用」に関する調査を実施しました。この調査では、幹事を任された20〜30代の男女1,013名を対象に、飲食店選びにおけるポイントやSNSの活用状況について尋ねています。
幹事の思惑
調査の結果、忘年会・新年会の約半数は「会社・事業部主催の集まり」であることが判明しました。職場の同僚や友達との集まりも含め、多様なシーンでの交流が求められるため、参加者全員の満足度を意識した選び方が重要になります。
料理と雰囲気の両立
飲食店選びにおいて、幹事が重視するポイントは、「料理の種類」が55.2%で最も高く、次いで「価格」が54.6%、そして「雰囲気」が40.2%となっています。料理と予算を重視しつつ、店内の雰囲気も大切にしているようです。これは、複数人が参加するため、無難で安全な選択が求められていることを示しています。
Instagramの影響力
調査によると、お店選びの際に約8割の人がInstagramを参考にしていると回答しました。「写真で店内の雰囲気や料理の見た目を確認できること」が評価され、視覚的確認の重要性が浮き彫りになりました。最新情報や特別メニューを得るためにも、Instagramの投稿が役立っています。
実際の来店行動に直結
Instagramで見た飲食店に行ったことがあるという人は82.7%に上り、SNSが飲食店選びの決定的な要因になっていることが示されています。料理の種類や店内の雰囲気が好みに合致した時に、実際に足を運ぶ傾向が強いのです。
最も多い決め手は「料理の種類が好みだった」(50.0%)で、次に「店内の雰囲気が好みだった」(46.3%)、また「コース内容・メニュー内容が良さそうだった」(40.6%)という結果となりました。つまり、インスタグラムで得た情報が、参加者の満足度を左右する重要な要素であることが分かります。
ギャップと課題
一方で、実際に来店して「投稿の印象と違う」と感じたことがある人も多く、特に「料理の見た目が投稿より簡素だった」という声が目立ちました。料理や雰囲気に関する期待と実際の体験とのギャップが生まれることは、今後の飲食店選びに影響を与える要因と言えるでしょう。
予約の取りにくさ
また、SNSで人気の飲食店は予約が取りづらいという悩みも浮き彫りになりました。約8割の人が「予約しづらい」と回答しており、特に話題のお店は選択肢に上がる一方で、実際に予約できないリスクも伴います。
必要な情報
最後に、幹事たちがInstagramにもっと求める情報としては、「個室の様子」が38.0%で最多、次いで「料理の実物写真」や「席の広さ・レイアウト」が続きました。このように、具体的で実際的な情報を求めており、特に忘年会や新年会という特有のシーンを意識した選択がなされていることが分かります。
まとめ
今回の調査を通じて、SNSがもたらす影響とその課題が明らかになりました。幹事は、参加者全員の満足度を考慮しながら、料理や雰囲気、価格といった要素を整えつつ、Instagramを通じて得られる視覚的情報を元に慎重に判断していることが確認されました。今後も、SNSは幹事たちにとって重要なツールであり続けるでしょう。