ネオジャパンが新しいAIサービス『LiveX AI』を導入
株式会社ネオジャパンが、米国のLIVEX AI社との再販パートナー契約を締結し、日本市場において『LiveX AI』という新しいエンタープライズAIエージェントソリューションのサービスを2025年10月より開始します。この契約は、日本企業としては初の試みであり、非常に期待されています。
ネオジャパンの歩みと取り組み
神奈川県横浜市に本社を置くネオジャパンは、1992年の設立以来、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に力を入れ、グループウェア『desknet's NEO』やノーコード業務アプリ作成ツール『AppSuite』、さらにはビジネスチャット『ChatLuck』を展開してきました。これらの製品を通じて、多くの企業における業務効率化を実現してきました。
カスタマーサービスの課題
現代のカスタマーサービスは、しばしば「コストセンター」として扱われ、需要の変動に応じた人員配置の難しさや人的対応の限界、そしてそれに伴うコストの増加が問題視されています。このような状況は、顧客満足度の低下や、購入機会の喪失、解約や返品のリスクを招く要因となっています。これを解決するために、ネオジャパンは新たなAIソリューションとして『LiveX AI』の導入を決定しました。
自律型AIエージェント『LiveX AI』の特徴
『LiveX AI』は、従来のチャットボットとは一線を画した自律型AIエージェントです。このAIは、企業が抱えるカスタマーサービスの課題に対し、様々な特徴を持ちます。具体的には:
- - 業務代行と文脈理解: 過去の対話履歴を記憶し、会話の文脈を保持することで、単なる質問応答に留まらず、予約代行や割引の適用、カゴ落ち防止などの業務タスクを自律的に実行します。
- - 24時間365日の対応: 常に利用者のニーズに応えるべく、テキストと音声のチャンネルでリアルタイムのサポートを提供。Web、チャット、SNSといった多様なチャネルに対応し、シームレスなサービスを行います。
- - プロフィットセンター化: 『LiveX AI』によって、顧客体験の向上、売上の拡大、業務の効率化を行なうことで、カスタマーサービスを「コストセンター」から「プロフィットセンター」への転換を目指します。
今後の展望
この新たなAIソリューションは、すでに顧客の離脱率を最大35%削減し、セルフサービス率を90%に高める実績を持つなど、企業にもたらす効果が期待されています。ネオジャパンは、これをかつてない市場での競争力を高める戦略と位置づけ、多くの企業に対して次世代の顧客体験を提供することを目指しています。
まとめ
ネオジャパンとLIVEX AI社の協力により、企業のカスタマーサービスは新たな時代を迎えようとしています。『LiveX AI』は、顧客とのエンゲージメントを深めるだけでなく、企業の売上拡大や業務効率化をサポートし、持続可能な成長を助ける重要な手段となるでしょう。新しいサービスの展開に期待が寄せられています。