磯谷博史の個展『回復』が開催
2026年3月12日より、横須賀市のカスヤの森現代美術館で、美術家・磯谷博史の個展『回復』が開催されます。この展示は、記憶や再生をテーマにした作品を通して、観賞者に新たな視点を提供する貴重な機会です。
作品の背景と魅力
磯谷博史は、東京藝術大学で建築を学んだ後、大学院およびロンドン大学ゴールドスミス・カレッジで美術を深く探求してきました。彼の作品は、単なる過去の記録ではなく、現在と共有される出来事としての性質を持っています。この展覧会では、過去の破壊と記憶に寄り添い、新たな創造性を呼び起こす二つの作品が展示されます。
展示作品の概要
本展『回復』では、磯谷がそれぞれ異なるアプローチで過去と向き合う二つの主要な作品シリーズをお楽しみいただけます。
1. 写真作品《パンゲアの破片》
この作品は、第二次世界大戦末期にオーストリア・ロースドルフ城で破壊された陶磁器片をミルクに浮かべて撮影したものです。ミルクが再生を象徴する場として機能し、破壊された形を私たちの想像力で呼び戻します。ここでは、単に物理的な修復ではなく、新たな関係を見出すことによる精神的な「回復」が表現されています。
2. 陶芸作品《活性》
このシリーズは、約5000年前の土器片を素材に、再び焼成されたものです。原始の人々が使っていたその断片を現代に蘇らせる試みとして時間を超えた共作が果たされ、新たな創作が生まれています。
イベント情報
オープニングに合わせて、特別なイベントも予定されています。3月14日には、磯谷自身によるギャラリー・トークが開催され、その後の4月11日には、美術評論家の中尾拓哉氏との対談が行われます。これらのイベントは、作品の理解を深める絶好の機会です。
展覧会詳細
- - 会期: 2026年3月12日(木)-5月17日(日)
- - 会場: カスヤの森現代美術館
- - 住所: 神奈川県横須賀市平作7-12-13
- - 開館時間: 10:00-17:30(入館は17:00まで)
- - 休館日: 月曜日から水曜日(特別開館日あり)
- - 入館料: 一般800円、学生600円、小学生400円
アクセス
- - 電車: JR横須賀線衣笠駅より徒歩15分、京浜急行汐入駅からバスで約15分、金谷バス停下車徒歩7分
- - 自動車: 横須賀ICから約5分
最後に
磯谷博史の個展『回復』は、アートを通して再生や記憶について考えさせられる展示です。ぜひ、感動の瞬間を体験しに足を運んでみてください。興味深い作品と共に、特別なイベントもお楽しみいただけるこの機会をお見逃しなく!