神奈川県寒川町に新たな物流拠点「DPL寒川Ⅰ」が登場
大和ハウス工業株式会社は、神奈川県高座郡寒川町において、2026年6月1日にマルチテナント型の物流施設「DPL寒川Ⅰ」の着工を発表しました。この施設は、敷地面積37,656.40㎡、延床面積88,967.81㎡を誇り、地上4階建てで設計されています。
1. 優れたアクセスと立地
「DPL寒川Ⅰ」は、圏央道の「寒川南インターチェンジ」から約0.5km、新湘南バイパスの「茅ヶ崎中央インターチェンジ」からも約2.5kmという非常にアクセスの良い場所に位置しています。これにより、関東全域はもちろん、中部圏への広域配送が可能な物流拠点となるでしょう。
周辺環境も考慮されており、JR相模線「寒川駅」から徒歩約25分、またバスでのアクセスも可能です。これにより、従業員の通勤が楽になるだけでなく、安定した人材確保に寄与することが期待されます。さらに、207台分の普通乗用車駐車場と217台分の駐輪場を確保し、テナントの従業員の労働環境を向上させる配慮もされています。
2. 効率的なオペレーションを可能にする設計
この施設の特徴の一つは、トラックが各階に直接乗り入れることができるダブルランプウェイを採用している点です。このような設計により、トラック同士の混雑や接触のリスクを減少させ、スムーズな物流オペレーションを実現しています。事務所の設置も可能であり、さまざまなテナントのニーズに柔軟に対応できるのも魅力です。
3. 環境への配慮
「DPL寒川Ⅰ」は、環境負荷を低減するための設計にも注力しています。屋上には2,950kWの太陽光発電システムが設置され、「オンサイトPPA」方式で運用される予定です。これにより、発電した電力は自家消費に利用され、入居テナント企業も再生可能エネルギーを使用しているという形になります。
また、災害時にも安定した物流機能を維持するために、リチウムイオン蓄電池が導入される予定です。BELSの最高ランクである6つ星の獲得を目指し、省エネルギーかつ再生可能エネルギーを重視した「Nearly ZEB」の達成も目指します。
4. 今後の展望
今後、この物流施設の隣接地に冷凍冷蔵対応のマルチテナント型物流施設「DPL寒川Ⅱ」の開発も計画されています。これは大和ハウス工業にとって、地域における物流拠点の拡充と、さまざまなニーズに応えるための戦略的な一環です。
物流サービスを利用する企業にとって、これらの新施設はコスト削減や業務の効率化のみならず、環境に配慮した持続可能な事業運営を実現するための大きな助けとなるでしょう。
「DPL寒川Ⅰ」は、神奈川エリアの物流拠点として、地域経済の活性化に寄与し、今後の物流業界の発展に貢献する施設として期待されています。その完成は2028年を見込んでおり、多くのテナントの入居が待たれます。