脱炭素物流キャンペーン
2025-09-05 11:44:14

神奈川県と連携した脱炭素物流キャンペーンが始動!ポイント還元で環境に貢献

神奈川県と協力した脱炭素物流資材回収



生活協同組合パルシステム神奈川が、神奈川県が実施する「かながわCO2CO2(コツコツ)ポイント+(プラス)」に参加し、新たな脱炭素物流キャンペーンを開始しました。この取り組みでは、宅配サービスのまとめ袋を返却することでポイントが付与され、リサイクルとCO2削減を促進することを目的としています。

参加方法とポイントの仕組み



「みんなで戻そう!まとめ袋ポイント」という名称で展開されるこのキャンペーンでは、利用者が商品受け取りの際にまとめ袋を配送職員に返却したり、置き配で回収される物流資材として自宅前に置くことで参加できます。返却した袋の枚数に応じて、毎週最大5ポイントを獲得でき、ポイントは1ポイント1円として商品代金に利用可能です。ポイント付与期間は10月から12月までの配送分です。

詳しい手順


利用者が行うべきことは簡単です。まとめ袋を自宅で準備し、商品注文の際に配送職員に手渡すか、置き配時に回収用の通い箱などと一緒に自宅前に置いておくだけで参加できます。返却されたまとめ袋は、ペレット化され、建築資材やビニール袋としてリサイクルされる仕組みです。

リユース・リサイクルの取り組み


パルシステムではまとめ袋の回収に加え、リユースやリサイクルが可能な商品包材や物流資材も対象としています。利用者はこれらの商品を返却することで「パルRポイント」が付与される制度も実施しています。このように、参加者はさまざまな資材の返却を通じて、持続可能な社会づくりに貢献することができます。

CO2削減の効果


リサイクルに関するデータを提供しているEarth hacks株式会社によると、日本国内のプラスチックの多くは、回収後の分別が困難で、最終的に燃やされて熱利用されるため、資源としての再利用が難しい状況です。しかし、パルシステムでは宅配時に回収を行うことで、より適切な分別が可能となります。この分別によって、CO2排出量を92%削減できるという調査結果もあります。

デカボスコアによる数値化


CO2排出量の数値化を行っているEarth hacksの「デカボスコア」の取り組みは、具体的にどれだけのCO2削減ができているかを可視化しています。このような情報は、利用者にとっても重要な参考になります。

持続可能な消費の可能性


神奈川の地域におけるパルシステムは、2025年の国際協同組合年を契機として、地域内の組織との連携を強化し、持続可能な消費のあり方を模索しています。利用者と一緒に地球環境を守るために、積極的な取り組みを行っていく姿勢が伺えます。

パルシステム神奈川の情報


  • - 所在地: 横浜市港北区新横浜3-18-16 新横浜交通ビル
  • - 理事長: 藤田順子
  • - 出資金: 119.8億円
  • - 組合員数: 36.8万人
  • - 総事業高: 570.2億円(2025年3月末)
  • - 公式サイト: http://www.palsystem-kanagawa.coop

この機会に、家でも手軽に脱炭素に貢献できる方法を考えてみてはいかがでしょうか。さまざまな取り組みを通じて、自分自身が環境問題に対してどのようにアプローチできるか、一緒に考えていきましょう。


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