箱根ホテル小涌園で楽しむ青森産りんごの絶品アップルパイとは

箱根ホテル小涌園で楽しむ青森産りんごのアップルパイ

箱根の自然に囲まれた「箱根ホテル小涌園」では、特別な青森産D品りんごを使用したアップルパイの提供が始まりました。このユニークな取り組みは、100年以上の歴史を持つ「きむら果樹園」が手がけており、傷がついたものの味には問題ない、いわゆる規格外のりんごを美味しいデザートに変えています。

きむら果樹園の魅力

青森県平川市にあるきむら果樹園は、五代にわたってりんごを栽培してきました。園主の木村央氏は、弘前大学農学部で学んだ後、青森県庁での経歴を経て、実家の果樹園を継承しました。彼は、農業改良普及指導員として数々の農家に新しい技術を紹介し、青森のりんご産業を広めるために尽力しました。

食品ロス削減への取り組み

今年は猛暑と暴風に見舞われ、たくさんのりんごが規格外となりました。そのため、箱根ホテル小涌園では、この規格外のりんごを活用して、美味しいアップルパイを製作し、食品ロスの問題に取り組んでいます。「見た目は完璧ではなくても、味には自信があります！」という信念のもと、毎朝、ビュッフェスタイルで新鮮なアップルパイが提供されます。

絶品のアップルパイ

提供されるアップルパイは、特別に選ばれたりんごを使い、ここでしか味わえない一品。生ハムとチーズを挟み、メープルシロップがアクセントになった新しいタイプのアップルパイです。この独自の組み合わせは、甘さと塩味のバランスが絶妙で、朝食としてもデザートとしても楽しむことができます。パイ生地は繊細で、芳醇なりんこの香りが口いっぱいに広がります。