神奈川で開催されたグルメバーガー日本一決定戦、初出場の「BRISK STAND」が優勝！

グルメバーガー日本一決定戦 2025

2025年6月13日から15日までの3日間、横浜赤レンガ倉庫で開催された『グルメバーガー日本一決定戦【バガチャン2025】』。この大会には、全国の人気ハンバーガー店が集結し、誰が日本一のハンバーガーを持っているのかを競い合いました。

約73,000人を超える来場者を迎え、盛り上がりを見せたイベントも、ついに決勝ラウンドの日を迎えました。競技は厳格なトーナメント形式で行われ、初出場の兵庫県「BRISK STAND」が見事に優勝を果たしました。この勝利により、BRISK STANDは10月にアメリカ・インディアナポリスで開催される「World Food Championships」のハンバーガー部門に日本代表として参加する権利を獲得しました。

参加店舗と準決勝の展開

準決勝には全12店舗が登場し、様々な経歴を持つシェフたちが激戦を繰り広げました。特に目を引いたのは、群馬から出場の『DEVID HALL』や、同じく初出場の『BAKE STUDIO OKAZAKI』（香川）、『Ju the burger』（群馬）などが決勝への挑戦を果たしました。全体のスコアは、1位の「BRISK STAND」が45.9点、2位『Ju the burger』が44.4点、3位『BAKE STUDIO OKAZAKI』が40.9点、4位『DEVID HALL』が39.9点という結果に。今回は多くの才能あるシェフが集まり、最高のハンバーガーを作り上げるための真剣勝負が繰り広げられました。

輝いた決勝ハンバーガー「てりやきなやつ」

優勝を飾った「BRISK STAND」の決勝ハンバーガーは、テーマである「てりやきバーガー」を見事にクリエイトした一品。そのレシピには、全粒粉無添加のバンズに国産牛100％のパテ、さらにカルフォルニアから直輸入したコルビージャックチーズと自然栽培の玉ねぎが使われています。シェフの長郷裕哉さんは、バンズを絶妙にカリっと仕上げ、肉汁をしっかりとしみ込ませるといった技術を駆使し、和テイストのハンバーガー「てりやきなやつ」を創り上げました。「熱々の状態と、少し冷えた状態、どちらも楽しんでいただきたい」とのコメントからも、料理への自信が感じられます。

審査員からの評価も高く、シンプルな外観とは裏腹に、深い味わいが隠されていると賞賛されました。バンズの食感も評価され、揚げパンのような不思議な感覚が楽しめるとのこと。

未来への期待と感謝の言葉

優勝の瞬間、長郷シェフは感極まり、涙を浮かべながら、選手たちが大切に作り上げたハンバーガーの評価に感謝の意を示しました。「毎日、美味しいバーガーを提供できているか不安だったが、今回の勝利でその想いが報われた」と語る姿が印象的でした。

「BRISK STAND」は、神戸に本店を構え、全国に11店舗を展開。このレーシピや技術は、素材を大切にし、和食のエッセンスを感じさせるハンバーガーとして多くのファンに受け入れられています。

イベント概要

この『グルメバーガー日本一決定戦』は、厳選された人気ハンバーガー店が参加し、制限時間の中で技術と味を競う日本唯一の公式予選です。優勝者にはアメリカでの「World Food Championships」ハンバーガー部門への参加権が与えられ、名誉あるフードスポーツの舞台に立つこととなります。

公式リンクやSNS情報は以下の通りです。