岡山大学の鈴木教授が高分子学会学術賞を受賞！研究の新たな成功

岡山大学の鈴木教授が高分子学会学術賞を受賞

2025年5月23日、東京大学浅野キャンパスで行われた表彰式において、国立大学法人岡山大学の鈴木大介教授が公益社団法人高分子学会より「高分子学会学術賞」を受賞しました。この賞は、高分子科学分野において革新的かつ優れた研究結果を挙げ、学問の発展に大きな貢献をした研究者に贈られる名誉あるものです。

高分子科学の革新者

鈴木教授は、ナノサイズからミクロンサイズの高分子微粒子に関する研究を専門とし、分子の設計や新構造・機能の創出に取り組んでいます。特に「微粒子科学」という新たな研究領域を切り開くことで、流体界面における柔軟なゲル微粒子の特異な挙動や自己組織化現象についての理解を深めてきたことが評価されました。これにより、さまざまな材料開発への応用が期待されています。

学術賞受賞の意義

高分子学会学術賞は、国内外の研究者に大いにインスピレーションを与えるものであり、鈴木教授の受賞は岡山大学の研究力を示す大きな証となります。教授は、賞を受賞し「これからも革新的な研究に挑み、地域や社会に貢献できるよう努めていきたい」と意気込みを語りました。この言葉からは、教授自身が持つ研究への情熱と責任感が伝わります。

岡山大学と地域社会

岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、持続可能な開発目標（SDGs）の支援にも取り組んでいます。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」において特別賞を受賞した実績も持ち、地域社会との連携を深めるための多様なプロジェクトが進行中です。鈴木教授を始めとする研究者たちの活動によって、岡山大学は未来を見据えた革新の拠点となることを目指しています。