岡山大学が活動を通じて地域社会と未来を考える「岡山EXPOラボ2025」
2025年12月20日、岡山大学津島キャンパスにて「岡山EXPOラボ2025-次世代と創る地域の未来-」が開催されました。これは岡山大学に所属するSDGsアンバサダーを中心にした学生団体「OU!万博」が企画したイベントで、コロナ禍で活躍が停滞していたSDGs活動を再活性化し、昨年度のフォーラムに引き続き2回目の開催となりました。このイベントの理念は、「大阪・関西万博での学びを岡山へ届ける」というものです。
イベントの目的は「楽しい」を入口に、ウェルビーイングや未来社会の構築を考えることでした。参加者が直接体験することで、自分自身が抱える課題や未来のビジョンを考える「ラボ(実験場)」としての役割を果たしました。当日は、1階と2階の二つのステージ、さらには屋外広場も利用され、多彩なプログラムが展開されました。
エネルギー溢れるパフォーマンスとアイデア
このイベントの目玉企画として、万博マニアで知られる二神敦氏が登場し、「万博クイズ大会」が行われました。参加者は楽しみながら万博について学ぶ機会を得ることができました。また、津島小学校吹奏楽部によるオープニングから始まり、地域の他の学校の団体もパフォーマンスを披露しました。朝日塾小学校のうらじゃ演舞、山陽学園中学校・高等学校のハンドベル演奏、岡山学芸館高等学校和太鼓部による作品や体験ワークショップなど、合計15以上の団体が一体となりエネルギー溢れる演出を展開しました。
多彩なブースでの学びと次世代の育成
会場内には20を超えるブースが出展され、特に本学のSDGsアンバサダーとのコラボレーション企画が好評を博しました。世界の文化を体験できるスタンプラリーや、参加型ゲームを提供する「Frontier School」、さらには野菜を使ったアート製作や食に関するクイズを行う「TFT+」など、多様な体験が用意されていました。
地域の資源を活かしたワークショップも多く、岡山後楽園による「投壺体験」や、倉敷翠松高等学校の「松ぼっくりツリー作り」、コトセン株式会社の「廃棄デニムを活用したアップサイクル体験」などがありました。また、VR消防体験や液状化現象の実験、ボッチャ体験といった専門的なブースもあり、子どもから大人まで楽しむことができる空間が広がっていました。
おいしい食体験と地域の活性化
また、屋外の「食の万博」エリアでは、岡山の美味しい食材を使った8台のキッチンカーが並び、デミカツ丼やピザ、ドーナツ、クレープ、生はちみつを使ったスイーツなど多彩なメニューが振る舞われ、会場周辺には万博さながらの祝祭感が漂いました。地域の食文化を体験することで、参加者は岡山の魅力を再発見することができました。
感動的なエンディングセレモニー
エンディングセレモニーでは、本学附属小学校とダンス部が「この地球の続きを」に合わせてパフォーマンスを行い、観客やスタッフも参加して総踊りが行われ、イベントは最高潮の盛り上がりを見せました。この「岡山EXPOラボ2025」は、学生団体「OU!万博」の2年間の活動の一区切りでありましたが、万博で得た知見と経験は次世代への継承となり、地域とのつながりを大切にしていくものです。
このイベントを経て、岡山大学は引き続き学生たちを支援し、新しい未来を共創する取り組みを進めていく予定です。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の活動に、今後も期待が高まります。