岡山大学ウェイトトレーニング部が日本記録樹立！全日本選手権での快挙

岡山大学のウェイトトレーニング部が、2025年2月22日から24日にかけて滋賀県の栗東市民体育館で行われた全日本パワーリフティング選手権大会に出場し、驚異的な成績を収めました。大学からは7人の選手が出場し、そのうち3人が各階級で見事優勝を果たしました。

特に注目を集めたのは、経済学部4年の壷内怜帆さんです。彼女は女子105kg超級の部において、320kgのスクワットを成功させるとともに、トータルで777.5kgを挙げてジュニア日本記録を樹立しました。この成果は彼女にとって大学生活の集大成ともいえるものであり、優勝した瞬間、彼女の笑顔は輝いていました。

「大学生活の最後に良い結果を残すことができて満足です」と話す壷内さん。「この4年間、私を支えてくださったコーチや仲間のおかげでここまで来られました」と感謝の意を表しました。副将の河原美優さんも「今回、3種の全国大会で初めて優勝することができました。この結果は僕たちの努力の成果でもあり、環境が整っているからこそできたことです」と力強く語りました。

さらに岡あゆみさん（文学部2年）も女子47kg級で優勝を果たし、記録は255kgを達成。彼女もまた、自身を支えた仲間の存在を強調し、「みんなのおかげで無事に優勝することができました。今後も努力を続け、来年もこの調子で頑張りたい」と意気込んでいます。

他の選手たちも素晴らしい成績を収めました。杉野浩生さん（教育学部2年）は男子74kg級で2位、松田美里さん（教育学部2年）も女子52kg級で2位と健闘を見せました。また、井浦那奈さん（工学部2年）は女子57kg級で3位、Shun Lae Lae Thantさん（GDP1年）は同級で6位にランクイン。岡山大学ウェイトトレーニング部は、これまでの努力が実を結ぶ瞬間を迎えました。

彼らは、3月22日に開催される第55回関西学生新人パワーリフティング選手権大会にも出場予定です。この大会ではさらなる活躍が期待されており、彼らの挑戦はまだ始まったばかりです。

岡山大学ウェイトトレーニング部は、支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、引き続き地域に根差した活動を展開していくことを目指しています。これからも岡山大学の選手たちの活躍にご期待ください。