川崎市の未来を担う子どもたちが挑む歴史ワークショップの実施報告
川崎市の未来を担う子どもたちが挑む歴史ワークショップの実施報告
川崎市では、2025年に市制100周年を迎えるにあたり、新たに市民参加型の「川崎の歴史の本」を発行することにしました。その一環として、令和7年7月から8月にかけて、ワークショップ「れきしのナゾに挑戦!」を開催しました。このワークショップは、川崎市内に住む小学5~6年生を対象にしており、合計16名の子どもたちが参加しました。
ワークショップの目的
このワークショップの目的は、子どもたちが川崎の歴史に直接関わり、その知識を深めることです。地域の歴史を学ぶことは、自分たちの記憶の土台を作る重要な過程であり、また未来の市民としての意識を高める機会でもあります。
ワークショップの内容
ワークショップは全3回にわたって行われ、以下のような内容が含まれました。
1. インタビューの質問リストを作成 (第1回: 7月19日)
- 参加者は、川崎の海苔づくりの歴史や影向寺の伝説について、どのようなことを知りたいか、質問を考えました。 みんなで考えた質問リストは、取材に向けた準備の基盤となりました。
2. ナゾ解き取材に出かけよう (第2回: A班とB班)
- A班は川崎市立殿町小学校の海苔資料室へ、B班は影向寺へ向かい、それぞれの歴史について実際に取材を行いました。リアルな現場での経験は、子どもたちにとって非常に価値のあるものでした。
3. 取材結果の発表 (第3回: 7月26日)
- 取材を終えた子どもたちは、その成果をクラスメートと共有し、それぞれのグループでの発見や学びを発表しました。これにより話し合いやディスカッションが促進され、理解を深めました。
市長への報告
最終的には、8月1日に行われたアフターイベントで、学んだことを市長に報告する機会も設けられました。この経験は子どもたちにとって特別な思い出となったことでしょう。
グラフィックレコーディングの試み
今回のワークショップでは、議事録を視覚的に表現する「グラフィックレコーディング」を取り入れました。これは、参加者の意見や情報をリアルタイムで絵にする手法です。これによって、参加者同士の意見交換もスムーズになり、さらなる議論が生まれました。
まとめ
川崎市・総務企画局が主催するこのワークショップは、子どもたちにとって歴史を学ぶ貴重な機会となり、彼らの成長に寄与しました。集めた情報は今後発行される「川崎の歴史の本」にも掲載され、一つの歴史資料として後世に引き継がれます。これにより、川崎市の地域史が新たに語られることとなり、参加した子どもたちが未来の歴史を紡いでいくきっかけとなることでしょう。