神奈川発、スタートアップ支援拠点内のカフェ&バーがオープン

神奈川県横浜市を拠点とするカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社（CCC）が、2025年11月25日に東京都のスタートアップ支援拠点「Tokyo Innovation Base」（略称：TIB）内に新たな「CAFE&BAR」をオープンすることを発表しました。この新しい施設は、スタートアップ企業の支援を目指すCCCの取り組みの一環として位置づけられています。

「TIB」は、スタートアップ企業が成長するために必要な資源やネットワークを集結させる場所として機能しており、独自の環境を整えています。CCCは2025年4月から「TIB」内で一般消費者向けプロダクトや飲食物を扱うスタートアップが、期間限定で出店できる場「TIB SHOP」を運営し、プロモーション活動を支援してきました。さまざまなプレイヤーとの連携を図ることで、スタートアップがチャレンジしやすい環境作りを進めています。

新しくオープンする「CAFE&BAR」は、これらの取り組みをさらに拡大すべく設立されました。日本や東南アジアのフードテックスタートアップと連携し、持続可能な食産業の創出を目指して、エコシステムの構築を進める「Sustainable Food Asia」の協力のもと運営されます。ここでは、スタートアップが開発した食材を使ったメニューが提供される予定です。これにより、スタートアップ企業を支援しつつ、TIBを利用する人々や支援者同士のコミュニケーションが醸成される場となることが期待されています。

「CAFE&BAR」は、TIBの利用者同士の交流活性化やコミュニティ形成を促進する目的でも重要な役割を果たすでしょう。CCCは、この新たな拠点を通じてスタートアップ企業が成長するための架け橋となり、施設全体にとってもプラスの効果をもたらすことを願っています。

また、CCCはこれまでに各自治体からの運営委託による起業支援拠点を運営してきた実績があり、その経験を活かしてスタートアップ企業に対し、強いサポートを提供することを約束します。行政や企業、大学などと連携し、様々なプレイヤーとの協業を通じて、未来の創造に貢献していく考えです。

「CAFE&BAR」の詳細は以下の通りです：