鈴木雅明が魅せるバッハの世界、横浜みなとみらいホールで開催

鈴木雅明が魅せる、バッハのオルガン・リサイタル

横浜みなとみらいホールで、聞き逃せない演奏会が開催されます。世界的に名高いバッハ演奏家、鈴木雅明が初めて登場し、バッハの名作《クラヴィーア練習曲集第3部》をパイプオルガン“ルーシー”で演奏します。この公演は、バッハ・コレギウム・ジャパンからのメンバーと共にお届けされ、徹底した音楽的探求を感じることができる特別な機会です。

バッハ演奏の第一人者、鈴木雅明

鈴木雅明氏は、1990年に創設したバッハ・コレギウム・ジャパンを通じて、世界の舞台で評価されています。指揮者やチェンバロ奏者としての幅広いキャリアを持つ鈴木氏が、オルガン奏者として横浜みなとみらいホールに初めての登場を果たすことについて、「ルーシー」という楽器とその持つ特性についても熱く語っています。彼は、「シンフォニックで大きな可能性を秘めた楽器」と称え、その音色がどのようにバッハの作品に生かされるか、期待が高まります。

最高峰のオルガン作品を体験

本公演では、1739年に発表された《クラヴィーア練習曲集第3部》を披露します。この曲は、オルガン演奏の技術やバッハ自身の音楽性を集大成したものとして音楽史において重要な位置を占めており、鈴木氏の巧みな演奏と共に、BCJメンバーによるコラール歌唱も楽しめます。国際的に認められた演奏者たちによるこの演奏は、オルガン作品の最高峰とも言える一幕となるでしょう。