横須賀市のスカジャンがAR技術で新登場
横須賀市が展開するプロジェクト「メタバースヨコスカ」において、株式会社harmonyがAR技術を活用して公式のスカジャンをバーチャルで楽しむことができるサービスを開始しました。デジタルファッションの最前線を行くこの技術により、ユーザーはスマートフォンをかざすだけで、実際にスカジャンを羽織ったかのような体験が可能になります。
この新しいサービスは、2025年7月4日から無料で利用でき、横須賀の魅力を国内外に発信することを目的としています。ARデジタルファッションアプリ「flah」を活用して、いつでもどこでもスカジャンを羽織ることができるのです。
メタバースヨコスカの背景
横須賀市では、メタバースを活用した観光PRを進めており、これまでにもVRChatなどを通じてデジタル技術を駆使した取り組みを行ってきました。今回のスカジャンのAR化は、その一環として実現したもので、メタバースとリアルを結びつける試みとして位置づけられています。このプロジェクトにより、より多くの人が横須賀の文化やファッションに触れられる機会が増えることが期待されています。
さまざまなデザインが楽しめる
今回提供されるスカジャンは全18色を展開予定で、最初のリリースでは6色が公開されます。その後、毎月新しい色を追加していく計画です。それぞれのスカジャンは背中に繊細な刺繍が施されており、デジタルファッションの魅力が盛り込まれています。
AR技術を使った新しい観光体験
AR技術を通じて、ユーザーは現実世界で横須賀の名所とスカジャンを一緒に楽しむことができます。スカジャンを身にまとった自分の姿を写真や動画で共有することで、SNSを通じて横須賀の魅力を広めることが可能です。これにより、地域文化への関心を高めることが目指されています。
プロジェクトの意義
横須賀市観光課は、このAR技術によって多くの人々にスカジャンの文化やデジタルファッションの新たな魅力を体験してもらうことを願っています。同市は早くからメタバースの取り組みに積極的であり、このプロジェクトはその先進性を示すものです。
株式会社harmonyの思い
「flah」を展開する株式会社harmonyの代表取締役CEO、原島篤史氏は、横須賀の文化をメタバースで体験できることができるこのプロジェクトを光栄に思っていると述べています。デジタルファッションが新たなコミュニケーションの手段となり、ユーザー同士の親密な時間を生むことが期待されるのです。
まとめ
横須賀市のAR化されたスカジャンは、デジタルとリアルが融合する新しい観光体験を提供します。これを機に、横須賀の文化やデジタルファッションに興味を持ってもらい、多くの人々が魅力を感じることを願っています。横須賀を訪れた際には、ぜひこの新しい体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。