リストグループが上大岡の商業施設「mioka」の信託受益権を取得

リストグループが「mioka」の信託受益権を取得

横浜市港南区上大岡に位置する商業施設「mioka」が、リスト株式会社の子会社であるリストアセットマネジメント株式会社（LAM）により信託受益権を取得されました。この取り組みは日本の不動産マーケットにおける重要な一歩であり、今後のアセットマネジメント業務に期待が寄せられます。

上大岡駅と「mioka」の魅力

「mioka」は、京急本線と横浜市営地下鉄ブルーラインの上大岡駅に直結しており、交通アクセスが極めて便利です。横浜駅までわずか10分、品川駅へは約41分、羽田空港までも約45分の距離です。この好立地が、上大岡を都心や横浜の中心部のベッドタウンとして発展させてきた要因の一つです。

駅周辺には京急百貨店や多くのオフィスビルが集まり、終日多くの人々で賑わいます。また、少し離れた場所には閑静な住宅街が広がり、単身者からファミリー層まで幅広い人々が暮らしています。「mioka」は、こうした環境の中で多機能な商業施設として注目されています。

「mioka」の施設概要

「mioka」内には、大型家電量販店やフィットネスジム、生鮮食品スーパー、さらには映画館などが設置されています。これにより、地域の住民にとって生活に欠かせない施設の一つとなっています。特に駅からペデストリアンデッキや地下通路で直結しているため、利便性が非常に高いのです。今では上大岡地区を代表する商業施設の一つとなっています。

LAMの代表取締役副社長、古川秀樹氏は「今回取得した『mioka』は、地域を代表する大型商業施設として非常に重要な位置を占めています。過去にリストグループが行ってきた再開発活動とも深い縁があります」とコメントしています。そのため、今回の信託受益権取得は、ただの投資ではなく地域に根差したビジネス展開を目指したものであると言えます。

投資家ニーズへの対応

経済情勢が変化する中、不動産市場では商業施設への投資が再び注目されています。この流れの中で、リストグループは独自のネットワークを活用し、地元市場を意識した不動産投資案件を投資家に提供することができました。古川副社長は、「私たちは今後も横浜市内での物件取得を進め、投資家のニーズに応えたサービスを提供していく所存です」と語り、地域経済の発展に寄与する意識を示しています。

リストアセットマネジメントは、専門知識を有したスタッフによる幅広いサービスを提供しており、国内外のさまざまな不動産投資機会を適切に紹介することで、ストックビジネスの拡大を目指す方針です。