革新的な導電性接着剤『ONE-HAND MIXING』がDIYと業界を変える！

片手で塗れる導電性接着剤『ONE-HAND MIXING®』の革新

2024年4月に登場したペルノックス株式会社の『ONE-HAND MIXING®』は、導電性接着剤の新たなスタンダードを打ち立てました。この製品は片手で簡単に塗れることから、プロフェッショナルから個人のDIY愛好家まで広く利用されています。特にAmazonでは発売以来、高評価を獲得し、累計販売本数が450本を超えたことが報告されています。

特徴と技術的優位性

『ONE-HAND MIXING®』の最大の特長は、その使いやすさにあります。従来の複雑な作業工程を根本から変える設計がなされており、特別なミキサーが付いたカートリッジを利用することで、片手でワンプッシュするだけで自動的に混合と吐出が行えます。このスムーズな操作により、手を汚すことなく、迅速に業務を進めることが可能です。

加えて、本製品の性能も非常に高く、以下のような特性を備えています：

- 粘度：A剤20Pa･s、B剤30Pa･s
- 硬化プロセス：可使時間約40分（25℃）、タックフリー約2時間
- 電気特性：安定時体積抵抗率2×10⁻⁴Ω･cm
- 接着力：銅5MPa・アルミ・SUS6MPaなど

熱ダメージの心配なし

特に注目すべきは、熱に敏感な部品への対応力です。「ONE-HAND MIXING®」は常温硬化型で、熱ダメージを避けられるため、精密部品やフレキシブル基板の修理にとても適しています。この特性によって、これまで難しかったリペアや加工が、より安全かつ確実に行えるようになりました。

安全性と環境配慮

製品は医薬用外劇物や有害成分を含まないため、高い安全性が確保されています。RoHSやREACH規制にも準拠しており、ISO認証を受けた企業による品質管理が行われています。そのため、大学や研究機関、さらには企業現場でも安心して導入できるのです。

幅広い利用シーンとユーザーの声

『ONE-HAND MIXING®』は、以下のユーザー層から評価されています：

- カーディーラー：デフロスタータブやリアガラス熱線の修理
- 電子部品メーカー：精密部品の導通接着・修理
- 大学・研究機関：工学系の実験や試作
- 個人DIYユーザー：基板修理や電子工作

利用者からは「使いやすさに驚いた」「ハンダが必要ない場面で非常に役立つ」「電子工作が気軽に楽しめる」といった声が寄せられています。特に、自動車の部品修理においても優れた性能を発揮しており、リアガラスの電熱線修理にも適用されています。

今後の展開に期待

従来の2液性導電性接着剤には、個別の秤量や混合の手間がありました。しかし、ONE-HAND MIXING®はこれらの課題を解決し、多くの現場で選ばれています。発売から1年で450本の販売実績を上げていることからも、その需要の高さが伺えます。今後は速硬化タイプの新製品開発や、海外市場への展開も視野に入れているとのことで、さらなる進化が期待されています。