茅ヶ崎発!マイクロプラスチック問題を楽しむ新しい地域循環プロジェクト
地球規模の課題であるマイクロプラスチック問題に、神奈川県茅ヶ崎市が立ち上がりました。<(meguru low waste shop)が主導する新しい地域循環プロジェクトは、今年の秋に実施され、地元の人々や観光客も参加できる清掃イベント「マイクロプラスチック Week 2025」と、マイクロプラスチックをテーマとした映画2作品の上映を予定しています。
プロジェクトの概要
この取り組みは、茅ヶ崎市の海岸に漂着するマイクロプラスチックの問題に対処することを目的としています。茅ヶ崎は、自然と文化が調和する美しい街ですが、残念ながら海岸には多くのマイクロプラスチックが漂着しています。この状況を改善し、環境・観光・地域の循環を図るための「マイクロプラスチック Week」は、皆様に楽しく参加してもらえることを目指しています。
「マイクロプラスチック Week 2025」の期間は、2025年11月2日から11月9日まで。主催は「株式会社ファーマーズ・フォレスト茅ヶ崎支店」で、主管はmeguru low waste shopとなっています。茅ヶ崎市や観光協会の後援も受け、地域の活性化と環境保全を両立させる企画となっています。
エコと楽しみを両立する
このプロジェクトでは、参加者が自由なタイミングで海岸清掃に参加し、拾ったマイクロプラスチックを市内の協賛店舗で回収してもらいます。参加者には、店舗によってお得な特典が用意されているため、楽しく環境保全活動を行いながら、お買い物も楽しむことができます。また、集客のきっかけにもなるため、地元店舗にとってもメリットがあります。
回収されたプラスチックは、アップサイクルブランド「カエルデザイン」と協力し、耳飾りなどのアクセサリーへと生まれ変わります。これらの製品は茅ヶ崎で再販売され、売上の一部は環境保全活動を行うNGOに寄付されます。
映画上映で伝えるメッセージ
さらに、11月29日には茅ヶ崎市民文化会館で「プラプラしようぜ!」という環境ドキュメンタリー映画の上映が行われます。この作品は、環境問題を義務感の枠を超え、楽しい体験を通して「環境によいこと」を実践するプロジェクトを描いています。映画の中には、地元のミュージシャンによる素晴らしい音楽も含まれ、観客は楽しみながら環境問題について考えることができます。この映画と同時上映される『マイクロプラスチック・ストーリー 〜ぼくらが作る2050年〜』も、幅広い世代に響く内容となっています。
参加方法と今後の活動
参加希望者は、茅ヶ崎市の海岸清掃イベントに参加し、楽しみながら環境保全活動に貢献できます。地元の人々はもちろん、市外から訪れる観光客も大歓迎です。このプロジェクトを通じて、全ての人が茅ヶ崎の自然の美しさを再発見し、一緒にこの街の環境保全に力を合わせていきましょう。皆様の参加を心よりお待ちしています!
meguru low waste shopは、“マイクロプラスチックを生まない店”としてエシカルな取り組みを行い、全国に6店舗を展開しています。次世代に美しい環境を残すため、一緒に参加していきましょう!
公式情報