屋外コンサートで活躍する可搬式スピーカー「つたわるくん」の魅力
神奈川県で開催された屋外コンサートにて、音響の新しい可能性を提案する可搬式平面波スピーカー「つたわるくん」が大きな注目を集めています。この製品は、日常利用から災害時まで、様々なシーンで活躍することを目的として開発された音響システムです。
「つたわるくん」の特長
「つたわるくん」は、ポータブルな設計により、容易に運搬できるだけでなく、ソーラーパネルにも対応したポータブル電源を用いた運用が可能です。これにより、停電状態でも長時間使用できる特性があります。特に、避難誘導や防災拠点での情報伝達に加え、地域の祭りやイベントなどの音響ニーズにも応えることができます。
音漏れを最小限に抑制
神奈川県主催の屋外コンサートでは、地域住民に配慮して周囲へ音漏れを抑えることを目的に「つたわるくん」が採用されました。近隣住宅が多いエリアでの開催ということもあり、音響の調整は慎重に行なわれました。イベント関係者は「音が十分に響く一方で、周りに響かないバランスが取れていた」と評価しています。MCや歌声の明瞭度も非常に高く、マイクとスピーカーの一体感が求められる環境において、特にその効果が発揮されたといいます。
開発の背景
「つたわるくん」は、音が聞こえるものの言葉が聞き取りづらいという課題に対処するために設計されました。この問題は学校の体育館や仮設テントなど、音響条件が限られる環境でも見られます。ドリームは25年以上にわたり、こうした課題に研究を重ね、可搬式防災音響システムの開発に成功しました。
平面波スピーカーの優位性
一般的な球面波スピーカーは音が広範囲に拡散しやすく、聞こえ方に差が生じることがあります。一方、「つたわるくん」は自社開発の平面波スピーカーを使用しており、必要な方向へ均一に音を届けるため、音漏れや反響が少なく、高齢者にも優しい音環境を提供することが可能です。
災害時と平常時に備える
「つたわるくん」は、災害時だけでなく、地域のイベントや学校活動など、日常でも広く活用できます。設置スペースは新聞紙見開き1枚分程度で済み、消費電力の低さからもソーラーパネルでの運用に適しています。さらに、音の指向が明確なため、音声を必要な場所にのみ届けることができます。
使い勝手の良さ
このスピーカーは非常に軽量でコンパクトな設計が施されており、一般的な商用車での運搬も容易です。実際、ハイエースに積載することができ、一人でも簡単に移動や設置ができるため、イベントや災害対応の場面での柔軟性が大いに助けとなるでしょう。
地域に根差した音のインフラへ
ドリームでは「つたわるくん」を、地域住民の日常生活に溶け込ませる“共助型の音響インフラ”として展開していく方針です。これは、平常時から使うことで、災害時には早急な運用ができる環境を整える狙いがあります。
高齢者にも優しい設計
音声がクリアで、低音量でもしっかりと伝わる特性を持つ「つたわるくん」は、高齢者が多い地域でも特に効果が期待できます。被災者の騒音ストレスを軽減できることも大きなメリットです。人にやさしい音環境の構築を通じて、安全で快適な地域づくりに寄与することを目指しています。
会社概要
株式会社ドリームは、1986年に設立された音響業界のリーディングカンパニーです。音響オペレーション業務を軸に、平面波スピーカーの研究開発や、公共スペースの音場調整に取り組んでいます。25年以上にわたる実績とノウハウを活かし、「必要な場所へ、必要な音だけを届ける」音響技術を展開しています。最新技術に裏打ちされたこのスピーカーは、音響環境の改善を希望する全ての場面で役立つことでしょう。
詳しくは
株式会社ドリームの公式サイトをご覧ください。