RODEMの新展開
2026-05-21 11:11:32

ピューズとテムザックが手を組み、小型電動モビリティRODEMの展開へ

ピューズとテムザックが手を組んで新たなモビリティの開発を促進



神奈川県横浜市に本社を置く株式会社ピューズと、京都府に本社を構える株式会社テムザックの二社が、電動モビリティ「RODEM」に関連する非独占ライセンス契約を締結しました。この契約によって、テムザックは自社の技術や知的財産をピューズに提供し、ピューズはその技術を活かして新たな小型電動モビリティの開発や製造、販売を手掛けることになります。これにより、しっかりした社会実装が進むことが期待されています。

新たなモビリティの展望



本契約の目的は、2030年までの中長期的な視野に立ち、特に交通弱者とのつながりを強化し、移動に関するニーズに応えることです。交通弱者とは、公共交通機関の利用が難しい人々や移動に不便を感じている人々を指し、全人口の約25%に該当するとされています。この層のニーズに対して、電動モビリティの新たな技術を活用することが求められています。

RODEMは、テムザックによって開発された独自の電動モビリティで、人々の移動を支援するための可能性を追求してきました。このモビリティは、展示会や実証実験などで活用され、2023年6月からは東京都の八重洲エリアでの実地サービスにも導入されるなど、その実用化が進んでいます。

技術と知見をもとにした強力な連携



今回の契約により、両社はそれぞれの強みを活かしていくことになります。テムザックは技術提供を、ピューズは製造・販売を担当します。これにより、安定した製造体制が築かれると共に、顧客の多様なニーズにも的確に応えることができるでしょう。

RODEMの仕様



RODEMは、あらゆる人がバリアフリーで移動できることを目指した次世代のスマートモビリティです。特に注目すべきは、ユーザーが後ろから乗り込める点で、座面の調整機能も備えており、ベッドや椅子からの移動も容易になります。また、このモビリティのデザインはユニバーサルデザインの理念に基づいており、姿勢が高く保たれることで、歩行者と同じ目線での会話や観光を実現します。

RODEMの特徴として、以下のような仕様があります。
  • - サイズ: 全幅690mm、全長1050~1195mm、全高1100mm、座面高750mm
  • - 最大荷重: 150kg(積載物を含む)
  • - 走行距離: 充電1回あたり約15km(荷重70kgで走行時)
  • - 充電方法: プラグイン方式(家庭用100V)
  • - 登坂力: 6度
  • - 最小回転半径: 665mm

今後の展望



今後の展開として、両社の協力によって小型電動モビリティの普及と社会実装が進められます。特に、交通弱者の移動ニーズに応じたサービスの提供や、街中での多様な利用シーンを想定した活用が期待されています。さらに、自動運転技術との統合も視野に入れており、より効率的な移動手段を生み出すことが目指されています。

また、広域移動には自動運転モビリティを利用し、近距離では小型電動モビリティを展開することで、ラストワンマイルの課題解決にも取り組むとのことです。これらの取り組みを通じて、新たな移動価値の創出に向けて邁進していくことでしょう。

まとめ



このたびの契約によって、RODEMはさらに多くの利用シーンに対応し、交通弱者を含む全ての人々が便利に利用できるモビリティとして成長していくことが期待されます。電動モビリティが地域社会に溶け込み、より良い移動体験へとつながる未来が、一歩ずつ実現に向かっています。


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