ケルヒャーの新型高圧洗浄機「ハンディエア」がヒット商品に選出

最近、株式会社ケルヒャージャパンが手がけるモバイル高圧洗浄機「OC Handy Compact」、通称「ハンディエア」が、「日経トレンディ」誌が選ぶ「2025年ヒット商品ベスト30」の11位に選ばれ、家電部門での大賞を受賞したというニュースが話題となっています。
この小型洗浄機は、電源や水源を必要とせず、手のひらサイズという特長を持っています。これにより、日常生活の中で手軽に高圧洗浄が行えるという新たな洗浄習慣を築くことに成功しました。

「ハンディエア」の特長

「ハンディエア」は、従来の高圧洗浄機が持つ大きさのイメージを覆す製品です。二ボードやキャンピングなどのアウトドアでの使用に最適で、どこにでも持ち運ぶことが可能です。最大圧力は1.5 MPaで、約水道の約7.5倍の洗浄力を誇ります。このため、家の周りや庭、さらには旅行先でも簡単に洗浄が可能です。

「帰る前に、10秒ケルヒャー。」というキャッチフレーズのもと、この新しい洗浄習慣が都市生活者やアウトドア愛好者層から幅広く受け入れられています。

市場の反響

発売前から注目が高かった「ハンディエア」は、2025年6月に行われた先行購入プロジェクト「Makuake」でも、開始20分で2,500台を完売し、26,000名以上の応援登録者を集めるなど、たちまち多くの関心を集めました。
一般販売が始まった2025年9月15日以降も、売れ行きはかつてない勢いで伸びており、製品の需要は今も続いています。このロングヒットの兆しが、今回の受賞にも大きく影響しています。

今後の展望

ケルヒャーは、引き続き清掃機器専業メーカーとしての技術革新とデザインへの追求を続けていくとしています。「ハンディエア」は、清掃の幅を広げる画期的な製品として、今後のラインナップにも期待が高まります。

さらに、ケルヒャーは世界中で高圧洗浄機や床洗浄機、スチームクリーナーなど3,000種類以上の清掃機器を展開しつつ、ニューヨークの自由の女神やリオデジャネイロのキリスト像など世界的な文化財の洗浄活動にも貢献してきました。