チップワンストップ、タイツウ社のフィルムコンデンサを新たに取り扱い開始

チップワンストップ、タイツウ社フィルムコンデンサを取り扱い開始

株式会社チップワンストップは、横浜市に本社を置く企業で、最新のフィルムコンデンサ取扱いを開始したことを発表しました。正規代理店としてタイツウ社との契約を締結し、日本国内外で高い評価を受けている電源用フィルムコンデンサの取り扱いを開始したのです。

この新たな取り組みにより、ユーザーはタイツウ社の信頼性の高い製品を手軽に手に入れることができ、自社製品の品質向上に繋がるでしょう。特に今回注目すべきは、Xコン・Yコンと呼ばれる電源部に特化したコンデンサです。これらは世界的な安全基準を満たしており、多くの分野で活躍が期待されます。

主な取扱い製品

以下に、現在取り扱い開始となった主なフィルムコンデンサを紹介します。

1. TX2Qシリーズ

このシリーズは、安全規格X2コンデンサの高耐湿グレードIII Bに対応しています。具体的には、85℃/85% RH、定格電圧で1000時間の安定性が保証されています。過酷な環境下でも問題なく機能するため、特に車載用機器や産業用機器に最適です。

2. TX2Mシリーズ

TX2Mシリーズは小型デザインながらも、高い安全性能を誇ります。海外安全規格であるcUL・ENEC・CQCを取得し、高耐湿グレードIII A（60℃/93% RH、56日）を満たしています。このシリーズは異常時に備えたFuse機構も内蔵されており、安全性が強化されています。

3. TX2Tシリーズ

TX2Tシリーズは、IEC規格の標準耐湿グレードII Aを超えた高耐湿グレードIII A（60℃/93% RH、56日）を実現しています。信頼性が高く、コストパフォーマンスにも優れているため、幅広い用途に適しています。

タイツウについて

タイツウ社は、1957年に日本で初めてポリエチレンテレフタレートフィルムコンデンサの量産を開始し、その後も業界の技術革新を推進してきました。国内外で高性能なフィルムコンデンサを安定供給できる体制が整っており、特に車載用途をはじめとした様々な分野での需要に応えてきました。これからも、ユーザーに最適な製品を提供し続けることを目指しています。