親子で楽しむ横浜の子育て支援イベントに約800人参加！

第2回ペアレントタイムかながわシンポジウムレポート

2025年4月27日（日）、横浜市役所のアトリウムで「第2回ペアレントタイムかながわシンポジウム」が晴天のもと、盛大に開催されました。このイベントのテーマは「こんなのがあるんだ、親子で知るヨコハマ」。地域の子育て支援団体が一堂に集まり、親子で楽しむさまざまなプログラムが展開されました。

活気あふれるステージ発表

ステージでは、子どもたちによる活発なパフォーマンスが次々と行われ、多くの観客がその姿に目を奪われました。中には、見学者が会場の後ろまで立ち見をするほどの人気を誇る発表もあり、参加者全員が温かい雰囲気の中で笑顔を交わしながら楽しむ時間を過ごしました。特に印象に残ったのは、発表の合間に行われたトークセッションです。ここでは、実践者や出展者が具体的な支援内容や地域との連携についての取り組みを紹介しました。親子連れだけでなく、自身の活動に携わる支援者にとっても貴重な学びの場となりました。

スタンプラリーで新たな発見

会場内では、大人も子どももスタンプカードを手に、出展ブースをご覧になりました。「こんな支援があるんだ」と発見を楽しむ様子が見られ、子育てに関する新しい情報が広がる瞬間となりました。また、ブースの近くには「エンジョイスペース」が設けられ、子どもたちは絵本の読み聞かせ、工作、けん玉など、様々な体験を通じて親子でゆったり仲良く過ごしました。この体験型コーナーも人気を集め、多くの家庭が楽しい時間を共有しました。

来場者の熱い思い

来場者数は約800名に達し、終日賑わいを見せました。中には子どもが不登校な家庭の保護者から、「子どもたちの元気な姿を見て、とても勇気をもらった。支援団体とつながることができたことも大きな収穫だ」との感想が寄せられ、参加者それぞれにとって有意義な時間が過ぎていきました。すべてのプログラムが滞りなく進行し、温かい雰囲気の中、シンポジウムは大成功を収めました。

多彩な出展団体の魅力

多くの子育て支援団体が出展し、情報を提供した他、各ブースでは体験型プログラムも行われました。以下は、出展団体の一部です：

- GUGEN Software: 離婚後の子育てアプリ「raeru」の紹介
- びじっと: 離婚別居家庭の親子交流支援
- スペシャルオリンピックス日本・神奈川: スポーツでの社会参加支援
- SeedsAPP: フリースクール、個別学習教室、通信制高校サポート

これらの団体が提供する情報やプログラムは、親や子どもたちにとって新たな選択肢を作り出すきっかけとなりました。

今後の期待

「子どもを真ん中に据えた子育て環境づくり」を目指して、このシンポジウムがきっかけとなり地域全体が進化することが期待されます。子どもや家庭がより良い未来を築くための支援が今後も続いていくことが、参加者全員の願いです。これからもこのような活動を通じて、横浜が子どもの笑顔であふれる町であり続けることを心より願っています。