「こどもの日コンサート2025」中学生プロデューサーとの新しい音楽体験

子どもたちのための特別な音楽体験

2025年5月5日、「こどもの日コンサート」が横浜みなとみらいホールで開催されます。この公演は毎年恒例のもので、子どもたちがオーケストラの生演奏を体験し、音楽の魅力を楽しむための特別なイベントです。2000年に始まったこのコンサートは、今年でなんと25回目を迎えます。

新たな試み、中学生プロデューサーたちの参加

最近の「こどもの日コンサート」では、中学生プロデューサーたちが公演の制作に携わる新たな試みが行われています。2021年から始まったこの取り組みでは、公募で集まった中学生が、選曲や広報、当日の運営に至るまで幅広く参加します。今年は21名の中学生が活躍しており、子どもたちが公演を通して社会活動を学ぶ場となっています。

中学生プロデューサーたちのアイデアから生まれたテーマは「音楽のレストランへようこそ！」。食にまつわる楽曲を織り交ぜた、バラエティ豊かなプログラムが予定されており、特に親しみやすいポップスやクラシックの名曲を楽しめるように工夫されています。

楽しいプログラムが盛りだくさん

今年のプログラムには、イタリアの作曲家ロッシーニの「歌劇《ウィリアム・テル》序曲」などのクラシック名曲から、人気曲の「晩餐歌」まで様々な楽曲が含まれています。また、当ホール前館長池辺晋一郎の作曲による「さか・さかさ・かさ」では、来場した子どもたちが手拍子や自身の楽器を使って参加できるコーナーも設けます。

さらに、今回の目玉は中学生プロデューサーが選んだ「こどもの日コンサート2025オリジナルメドレー」。どんな楽曲が演奏されるかは、当日のお楽しみです！

指揮に阿部未来さんが初登場

今回のコンサートでは、神奈川フィルハーモニー管弦楽団が演奏を担当し、特別ゲストとして指揮者の阿部未来さんが初めて登場します。阿部さんは、過去に神奈川フィルの副指揮者を務めた経験を持ち、その新たな風がこのコンサートにどのように影響するのか楽しみです。

このように、音楽の素晴らしさを存分に体験できる「こどもの日コンサート2025」。家族で、この特別な音楽の旅に出かけてみてはいかがでしょうか。子どもたちの笑顔と共に、感動の瞬間があなたを待っています。