寒さをしのぐための新しい猫ハウス
寒い冬が近づく季節、外で暮らす猫たちにとって快適な住まいは必要不可欠です。そんな中、神奈川県藤沢市に拠点を置く合同会社木賃屋が、改良された「屋外用猫ハウス」をMakuakeで発表しました。この製品は、建築士である代表の近藤 航宇氏が、自身の愛猫「きちん」との思い出を胸に、寒さに震える外猫に向けて心を込めて設計したものです。
冬の寒さをしのげる設計
この猫ハウスの最大のポイントは、“寒さをしのぐ”ために設計されていること。近藤氏は、外猫たちも快適に過ごせるよう、サイズや構造に工夫を凝らしました。今回の改良版は、幅と奥行きがそれぞれ10cm、そして高さが5cm大きくなり、猫が丸くなっても広々とした空間を確保しています。
また、床には防湿アジャスターが標準装備されており、地面からの湿気やカビ、腐食を防ぐことが可能です。これにより、多様な地形でも安定的に設置できるため、猫たちも安心して過ごすことができるのです。さらに、万が一の際には6ヶ月間の修理保証もついており、職人のこだわりが感じられます。
こだわりの素材と設計
改良版の屋外用猫ハウスは、品質向上にもかかわらず価格は据え置きで提供されています。素材と強度を妥協せず、開発コストの圧縮を行うことで、手に届きやすい価格を実現しました。また、ヒーター導入用の配線加工オプションも用意されており、寒さ対策を強化することもできます。
この製品は、2024年冬に初代モデルを販売、たちまち50台が売り切れとなり、全国の猫愛好家や地域ボランティアからの支持を集めてきました。そして、2025年11月4日より新たに改良版がMakuakeで販売を開始しました。
支援の状況と目標
プロジェクト開始からわずか1週間で40台以上の支援が寄せられており、最終目標は200台です。Makuakeページでは、製作の過程や支援者の声などが随時更新されています。
近藤氏は、「寒さに凍える外猫たちに、少しでも温かい場所を提供できれば」との想いでこのプロジェクトを立ち上げました。多くの支持を受けながら、動物を思う気持ちが外猫たちの安らぎにつながることを願っています。
会社概要と今後の展望
合同会社木賃屋は、宿泊施設の企画や動物関連製品の開発を行う企業で、2019年に創業しました。近藤氏は二級建築士としての経験を生かし、今後も猫たちに優しい製品を提供することを目指しています。さらに、公式サイトやSNSを通じて情報を発信し、地域とともに成長する企業となることを目指しています。
公式サイトもチェックしてみてください。愛猫家の皆さん、そして地域社会のサポーターの皆さんの応援を通じて、外猫たちに少しでも快適な住環境を提供するこのプロジェクトが成功することを期待しています。