日本フィルハーモニー交響楽団70周年記念演奏会
2026年、公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団は、創立70周年を迎えます。これを記念して特別定期会員券が2025年12月11日(木)から一般発売されることが発表されました。この特別券は2026年4月から2027年3月までの記念シーズンに向けたものです。
70年もの歴史を持つ日本フィルは、数々の名演を繰り広げてきました。その記念シーズンの開幕は、第九と知られるベートーヴェンの交響曲第9番《合唱》をマーラーの編曲でお届けします。この演奏は首席指揮者のカーチュン・ウォンが指揮し、首都・東京のサントリーホールで行われる予定です。
今シーズンに予定されている演目は多彩で、10月には桂冠名誉指揮者の小林研一郎による演奏、また5月にはピアニスト小山実稚恵を迎えたベートーヴェンのピアノ協奏曲が響きます。さらに、9月には桂冠指揮者兼芸術顧問のアレクサンドル・ラザレフが戻り、特別な演奏を披露します。これらの公演は、日本フィルのこれまでの歴史と音楽への熱い想いが表れています。
定期会員の特典
特別定期会員券は、10回券を購入するよりも最大40%お得です。例えば、25歳以下のYs席会員の方であれば、1公演あたりなんと1,500円で楽しむことができます。定期会員には特別な特典が用意されており、以下のような内容が含まれます。
1.
専用指定席の確保:会場での専用席が確保されます。
2.
優先確保:次期シーズンのお席を優先的に予約できます。
3.
チケット振替:都合が合わない場合、東京と横浜の演奏会間でのチケット振替が可能です。
4.
優先予約:日本フィル主催の公演を一般発売よりも早く予約できます。
5.
割引特典:日本フィル主催の公演が1割引で購入可能です。
6.
ホテル割引:公演前後に近くのホテルでの飲食が割引になり、特定の店舗では飲食代が1割引になります。
演奏会のスケジュール
2026年度の演奏会は東京と横浜で開催されます。東京の定期演奏会は、サントリーホールや東京芸術劇場で行われ、横浜は横浜みなとみらいホールで演奏されます。演目には、デリカシーのあるオーケストラの響きが楽しめるものばかりです。具体的な公演予定は、以下の通りです:
- - 2026年4月10日:指揮・カーチュン・ウォン、ベートーヴェン第九《合唱》
- - 2026年5月22日:佐藤晴真のチェロ協奏曲が初演
- - 2026年6月6日:広上淳一指揮でアメリカの音楽が演奏される
- - 2026年7月10日:指揮はアレクサンダー・ラザレフ
- - 2026年11月13日:小林研一郎指揮による《我が祖国》
特別定期会員券の購入により、これだけではなく多くの音楽の感動に立ち会うことができます。
まとめ
創立70周年を祝う日本フィルハーモニー交響楽団。特別定期会員券は、音楽をこよなく愛する方々にとって絶好の機会です。割引や特典も充実しており、心温まる音楽体験をぜひお楽しみください。この冬、特別な音楽の旅があなたを待っています!