鎌倉市が観光客向けのマナー啓発実証実験を開催
来たる12月、歴史ある鎌倉市で観光マナーを啓発するための実証実験が行われます。この取り組みは、観光客が地元の文化を尊重し、より良い訪問体験を得るためのものです。
イベント概要
本年の12月に実施されるこのイベントは、観光客が守ってほしい基本的な3つのルールを多言語で紹介するものです。具体的には、観光客には歓迎のメッセージと共に、日本語、英語、中国語(簡体字)のカードを手渡し、楽しむためのポイントを説明します。実施日と場所は以下の通りです。
① 令和7年12月14日(日) 12:00〜15:00
② 令和7年12月21日(日) 12:00〜15:00
① 大本山建長寺(鎌倉市山ノ内8)
② 鎌倉小町通り(鎌倉市小町1丁目から2丁目、雪ノ下1丁目から2丁目)
③ あいざ鎌倉(鎌倉市小町1丁目6−15)
(※荒天の場合は、開催場所や内容が変更される可能性がありますので、事前にご確認ください。)
この実証実験を通じて、観光地でのルールを意識し、地域住民との良好な関係を築くことが期待されています。
実施の背景
観光業は地域経済にとって重要な要素であり、必然的に訪れる外国人が増加する中で、観光客に地元でのマナーを学んでもらうことが重要です。鎌倉市はその美しい自然や文化遺産で、多くの観光客を惹きつけていますが、同時に多様性の中でのトラブルも発生しています。そんな中、観光客と地元住民が共に快適に過ごせる環境を目指すこの実証実験は、非常に意義のあるものです。
取材について
このイベントは、観光業に関心のあるメディア関係者にも開放されます。取材を希望される方は、事前に連絡が必要です。以下のように、具体的な相談が求められています。
① 12月14日(日)の場合は12月12日(金)17:00まで
② 12月21日(日)の場合は12月19日(金)17:00まで
取材の問い合わせ先は、神奈川県文化スポーツ観光局観光課までご連絡ください。
電話番号:045-210-5760(課長 笹野)
電話番号:045-285-0689(観光戦略グループ 志津野)
まとめ
この鎌倉でのマナー啓発イベントは、観光客が地元のルールを理解し、楽しい観光ができるようにするための重要な試みです。観光地でのトラブルを未然に防ぎ、互いにとって心地良い誠実なコミュニケーションを育む場として、ぜひ、皆さまの参加をお待ちしております。