岡山大学発ベンチャーABABAがForbesアジアの若手起業家に選出
2025年6月5日、岡山大学から大きなニュースが届きました。岡山大学発のベンチャー企業である株式会社ABABAの代表取締役、久保駿貴さんと中井達也さんが、米経済誌『Forbes』が発表する「Forbes 30 Under 30 Asia 2025」に選出されました。
「Forbes 30 Under 30 Asia」とは?
「Forbes 30 Under 30 Asia」は、アジア太平洋地域で目覚ましい活躍を見せる30歳未満の若者を表彰する国際的なアワードです。起業家、アーティスト、アスリートなどのイノベーションを推進する才能が評価され、10の分野から各30名ずつが選出されます。その中には、4,500名以上の候補者が含まれており、なかでも久保さんと中井さんは「Consumer & Enterprise Technology」部門での選出となります。
ABABAの成り立ちと成長
久保さんは、岡山大学在学中に新卒向けのダイレクトリクルーティングサービス「ABABA」を創業しました。このサービスは、特別なスカウトを通じて就職活動をサポートするもので、現在では約2,300社の企業と年間4万人の就活生に利用されています。中井さんは、関西大学を卒業後に久保さんと共にABABAを立ち上げ、現在は「REALME」事業の責任者として活躍しています。この事業は企業と人材のミスマッチを解消することを目指しており、多くの若者がその恩恵を受けています。
受賞の背景と感謝の声
久保さんは、2024年に『Forbes JAPAN 30 UNDER 30』にも選出されています。「ABABAをご利用いただいているお客様や共に挑戦してくれているメンバー、株主の皆さま、岡山大学をはじめとする関係者の皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです」と語っています。彼らは自らのビジネスを通じて、若者の就職活動に新しい風を吹き込んでいるのです。
岡山大学の支援体制
岡山大学では、スタートアップやベンチャー企業の創出を支援するために、様々な取り組みを行っています。「スタートアップ・ベンチャー創出本部」では、研究やビジネスのアイデアを実業化するためのサポートを提供しており、学生や教職員が地域社会に貢献できるような環境を整えています。起業や課題解決に興味がある方は、ぜひ相談してみてください。
未来へ向けた期待
岡山大学と株式会社ABABAの取り組みは、今後も地域の中核として、イノベーションを生み出す重要な存在であり続けるでしょう。これからも若手起業家たちの活躍に注目が集まります。皆さんも、彼らの挑戦に期待しましょう!
この情報は、2025年5月21日に岡山大学から公開されました。