高校生と市場の未来
2025-10-21 17:40:45

高校生が市場の魅力を伝える「サーキュラーエコノミーplusフェスタ」

高校生が市場の魅力を伝える「サーキュラーエコノミーplusフェスタ」



2025年10月11日、横浜市中区にある旧・富士見中学校にて、「サーキュラーエコノミーplusフェスタ」が開催されました。本イベントは、一般社団法人「市場の学校」が主催し、次世代のために豊かで美しい海を継承する目的で行われました。この企画は、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環として位置づけられています。

市場の学校の活動とは?



「市場の学校」は、高校生たちが横浜市中央卸売市場の仲卸店舗と協力して、市場の本来の役割や魅力を広める取り組みです。彼らは、PR活動や商品開発、イベント企画に挑戦する中で、市場の新鮮な魚や活気を他の人々に知ってもらおうと努力しています。この活動を通じて、普段市場に足を運ばない方々や飲食店関係者の来場機会を増やし、地域との絆を深めることを目指しています。

イベント準備の様子



今回のイベントに向けて、高校生たちは準備を進めました。その中で、自分たちのプロジェクト「魚ガチャ」の説明を行うために特別なガチャガチャを設置し、参加者はそれを回すことで市場探索のヒントを得られる仕組みを作りました。ガチャの玉には生徒自身が描いた魚のイラストが描かれたシールや缶バッチが入っており、手作りの温かみが感じられました。

当日展示するポスターも生徒たちの手によるもので、デザインは若々しくおしゃれに仕上がりました。このような準備を通じて、彼らは市場の魅力を楽しく伝えようと実践しています。

「魚ガチャ」の内容



「魚ガチャ」では、回すことによって、参加者に店舗名が記載された「ガチャ券」と「市場のヒントマップ」が渡されます。このマップを手がかりに、参加者は店舗を回りながらお店の方々と会話を楽しみ、自らの好みに合った商品をガチャ券と交換することができます。このシステムにより、参加者はただ商品を得るだけでなく、市場の魅力や仲卸店舗の魅力を深く体感できる仕組みになっています。

イベント当日の様子



イベントが開始されると、最初は参加者が少なく不安を感じていましたが、やがて多くの小さなお子さんを持つ家族が訪れ、関心を持ってくれる方が増えていきました。来場者はガチャを楽しむだけでなく、私たちの活動や横浜市場についての話を真剣に聞いてくれ、より多くの人々にその事業の趣旨が伝わったと実感しました。他のブースとの交流もあり、多様な取り組みから刺激を受け、新しいつながりも生まれる貴重な一日となりました。

参加しての振り返り



参加した生徒たちは、緊張を感じるよりも、ワクワクする気持ちが勝ったと語っています。多様な年齢層の方々と交流でき、多くの反応を直に感じたことが非常に印象に残っています。来場者からの応援の声や、自分たちの作った作品を褒めてもらうと、準備した甲斐があったと実感できる喜びがあったとのことです。

このイベントを通じて得られた経験は、今後の活動をさらに活発にしていくための貴重なステップとなりました。多くの方々に市場の魅力を伝えることができ、今後もこの取り組みを継続していくことで、地域と市場の更なるつながりを深めていけることを願っています。

参加者の声



お客様からは、自分たちが描いたイラストを評価していただいたり、ポスターに真剣に目を通す姿が見られ、準備の成果が実ったと嬉しい声が聞かれました。また、オリジナルシールと缶バッチが「かわいい」と好評で、特に小さなお子さんたちからも喜ばれました。

このように、地域との連携を大切にしながら市場の魅力を伝えていく「市場の学校」は、今後も参加校や高校生の募集を続けています。興味のある方は是非参加を検討してみてください。


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