鎌倉市のスポーツと交通の新たなパートナーシップが誕生

湘南モノレールと鎌倉インターナショナルFCの新たな協力体制

2023年、湘南モノレール株式会社と鎌倉インターナショナルFC（通称：鎌倉インテル）が、湘南モノレール沿線の活性化を目的としたパートナーシップ契約を更新しました。この協力関係は、地域のアクセス性を向上させ、両者の発展を支えることを狙っています。

取り組み内容

新たに実施される取り組みには、以下のような具体的な施策があります。

- ゴールドクレストスタジアム鎌倉の利用者促進：公共交通機関を利用してスタジアムに訪れる方々に対する案内や情報提供を強化し、便利にアクセスできるようサポートします。
- PR活動：湘南モノレールの各駅に鎌倉インターナショナルFCのプロモーションを行う新デザインのバナーを掲出し、サポーターや観客に向けて広く情報を発信します。特に2025年5月からは、大船駅で新たに掲出される予定です。
- スタジアム内のPR活動：ゴールドクレストスタジアム鎌倉内にも湘南モノレールのバナーを設置し、観客に向けた情報提供を進めていきます。

ディレクターのコメント

湘南モノレール株式会社の代表取締役、小川貴司氏は、「ゼロからグローバルな付加価値を付けられるクラブチームを作る」との夢を語り、今後のさらなる発展に期待を寄せています。チームが新たな拠点に移転したことを契機に、地域の皆様とより密接に結びつき、共に歩み続ける姿勢を強調しました。

一方、鎌倉インターナショナルFCの代表、四方健太郎氏もこのパートナーシップを重要視しており、「湘南モノレール様と共に地域の活性化を図り、他に類を見ない存在になるよう努める」という意気込みを表明しています。両者が手を携えることで、地域に潤いをもたらしながら、新たな可能性を探ることが期待されます。

将来への展望

鎌倉インターナショナルFCは、2018年に設立されて以来、国内外問わずサッカーの魅力を広めてきました。銀行の応援を依頼しながら、今シーズンも神奈川県社会人サッカーリーグ1部で戦っており、近い将来のJリーグ参入を見据えています。クラブのビジョンは「CLUB WITHOUT BORDERS」。人種や宗教、性別、年齢の枠を越えたコミュニティづくりに力を入れ、鎌倉から世界に羽ばたく人材を育成することを目指しています。

このように、湘南モノレールと鎌倉インターナショナルFCの新しい協力体制は、地域の発展に大いに寄与するものであり、今後の展開に注目です。モノレールを利用し、試合観戦や地域イベントに出かけることも、ファンや地域住民にとって便利になりそうです。この画期的な取り組みがどのように地域を発展させていくのか、引き続きフォローしていきたいと思います。