岡山大学の革新イベント
2025-05-29 05:38:08

岡山大学が2025年にオープンイノベーションイベントを開催-次世代ロボット技術を体験

岡山大学が未来のイノベーションを推進



2025年5月22日、国立大学法人岡山大学の津島キャンパスにて、オープンイノベーションイベント「Match Up vol.3」が開催されました。このイベントは、おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)が主催し、「デジタル×リアルで拡張する共創の未来」をテーマに産学官のさまざまな主体が集結。約250名の来場者が、最新のデジタル技術を実際に体験しました。

最新技術と出会う場



参加者は、AIを駆使した四足歩行ロボット「Lynx(リンクス)」や、スマートリング、超高解像度VRゴーグルなど、さまざまな展示ブースを巡りながら、未来の技術に触れることができました。中でも、Lynxは日本初の一般公開となり、その滑らかな動作に多くの人々が驚嘆しました。このような革新的な技術が「見る・触れる・体験する」という体感を通じて提供され、次世代ロボティクスの進化を多くの参加者が実感しました。

充実のプログラム



イベントは3部構成で実施され、まず第1部ではNVIDIAの清水啓太郎氏による特別講演が行われました。課題解決に役立つ仮想空間技術の可能性についての視点が共有され、企業や研究者、学生たちによるテクノロジー紹介が続きました。各自の活動や研究を短時間でプレゼンテーションする機会は、参加者にとって貴重なネットワーキングの場となりました。

第2部では、株式会社エルザジャパンやジャパンディスプレイの技術プレゼンテーションが行われ、さらに、若手研究者や大学院生ならではの活きた情報や研究成果が発表されました。特に北陸先端科学技術大学院大学の「Matching HUB」の紹介は、地域の研究ニーズと企業のニーズをいかに結びつけるかという新たな試みとして注目されました。

交流の深まる場



最終部では、展示やデモ、ポスターセッションを通じて、活発な対話が繰り広げられました。領域や立場を超えた交流があったことで、現場の知見が互いに刺激し合う場となりました。イベントの締めくくりには共創イノベーションラボ「KIBINOVE」で懇親会が行われ、多くの学生がプロフェッショナルたちと直接対話し、自らの研究や関心分野について意見を交わしました。

このように、岡山大学は産学官が連携し、イノベーションを生み出す場を今後も推進していきます。地元企業や自治体、そして多くの学生たちの参加を通じて、地域における新たな価値の創出を目指しています。

今後も、持続可能な開発目標(SDGs)の理念のもと、岡山大学の取り組みから目が離せません。


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