福島の桜「はるか」
2025-03-14 15:29:22

横浜市に寄贈される福島の桜「はるか」で復興の絆を育む

横浜市に寄贈される福島の桜「はるか」



2025年3月25日、神奈川県横浜市において、福島県で育てられた新種の八重桜「はるか」の苗木が寄贈されます。この寄贈はNTTファイナンス株式会社が主催する「さくらプロジェクト」の一環であり、震災からの復興支援を目的としています。

「さくらプロジェクト」とは



「さくらプロジェクト」は2013年に発足し、福島の新種八重桜「はるか」を全国に広めることで、復興のシンボルを作り出そうという取り組みです。震災の記憶を風化させず、東北地域の活性化を目指しています。これまでに全国各地で植樹活動を行い、多くの地域で「はるか」の苗木が育てられています。

今回の寄贈によって、横浜市においても福島の桜が大切に育てられることになります。横浜市は防災に力を入れており、寄贈される苗木は瀬谷本郷公園などに植樹される予定です。瀬谷本郷公園は、地域住民に愛される憩いの場でありながら、災害時には防災機能も果たす重要な場所です。

福島の新しい八重桜「はるか」



「はるか」は、国立研究開発法人森林研究・整備機構森林総合研究所によって開発されました。その命名には、福島に希望を込めた女優・綾瀬はるかさんが関わっています。この桜には「はるか彼方の未来へと広がってほしい」という願いが込められています。今回寄贈される10本の苗木は、福島県林業研究センターで育成されたものです。

植樹式の詳細



植樹式は、2025年3月25日(火)の午前10時30分から、横浜市瀬谷区本郷の瀬谷本郷公園にて行われます。横浜市みどり環境局の鈴木局長をはじめ、地元の関係者たちが参加し、「はるか」の苗木を植える予定です。この活動を通じて、地域の住民や子どもたちに震災の教訓を再確認する機会を提供します。

結び



NTTファイナンスの「さくらプロジェクト」を通じて、福島から寄贈された「はるか」は、単なる桜の木ではなく、地域の絆を深める象徴でもあります。この活動によって、人々の間に復興のメッセージが届き、未来へ向けて希望を育んでいくことを願っています。皆さまもこの記念すべき植樹式にいらっしゃって、福島と横浜を結ぶ桜の物語を共有しましょう。


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