横須賀で初めての「よこすか創業者大交流会」が開催
令和7年1月14日、横須賀商工会議所の1階ホールにて、73名の起業者や起業希望者が集まり、「よこすか創業者大交流会」が初めて開催されました。このイベントは、地域の活性化を目的とした民官4団体の連携によって実現したもので、参加者同士が交流できる貴重な機会となりました。
概要と目的
イベントの名称は「よこすか創業者大交流会~はじめよう、つながろう、挑戦しよう~」です。主催は横須賀商工会議所、三浦半島地域活性化協議会、横須賀市、公益財団法人横須賀市産業振興財団であり、後援には日本政策金融公庫横浜支店や横須賀市中小企業アドバイザーネットワークが名を連ねています。
この交流会の開催は、横須賀市内で行われている複数の創業関連セミナー受講者に対するアフターフォローの一環とも言えます。それまで交流の場がなかった受講者たちが集まることで、創業者同士の情報共有やネットワーキングが生まれることを目指しています。これによって地域経済の活性化も促進されるでしょう。
当日のプログラム
当日は、以下のようなプログラムが行われました。
1. ショートピッチ
最初に、15名の参加者が自らの事業や起業に至った経緯、交流会で探している人との関係などを1分間でプレゼンテーションしました。このショートピッチは、参加者間で情報共有を促進し、新たなビジネスチャンスへのきっかけとなりました。
2. 講演:田口愛さん
次に、MAAHA株式会社のCEOであり、MAAHA CHOCOLATEの代表を務める田口愛さんによる講演が行われました。田口さんは、大学受験での挫折を乗り越え、自身の「好き」に向き合うようになった経緯や、ガーナでチョコレート工場を立ち上げるまでの道のりを語りました。「諦めない心」や「人に頼る重要性」についてもお話しされ、多くの参加者が感動を受けていました。
3. 支援機関からの情報提供
また、横須賀商工会議所や三浦半島地域活性化協議会からは、創業者支援に関するさまざまな情報が提供されました。これらの情報は、参加者が今後の起業活動に役立てる貴重な資料となりました。
4. 懇親会
最後に、立食形式の懇親会が行われ、参加者同士が直接交流し、意見交換を行う時間が設けられました。この懇親会は、ネットワークを広げ、新たなコラボレーションに繋がる良い機会となりました。
参加者の反応
参加者からは以下のような感想が寄せられました。
- - 「田口様の講演から多くのパワーをいただきました。さまざまな業種の方々と交流し、自分も頑張ろうと思いました。このイベントは継続してほしいです!」
- - 「地域の経営者との交流の機会は非常に貴重です。再参加できる機会があれば嬉しいです。」
- - 「新たなアイデアが生まれ、素晴らしい時間となりました。またこういったイベントがあれば参加したいです。」
このように参加者たちは心を一つにし、交流を通じて新たなエネルギーを得ていました。今回の「よこすか創業者大交流会」は大きな成功を収めたと言えるでしょう。
今後も横須賀市では、このような創業支援イベントを定期的に開催し、起業者同士のつながりを深めていくことが期待されています。