岡山大学、マレーシアでの留学促進活動を強化するため大使館を訪問！

2025年6月4日、国立大学法人岡山大学の那須保友学長をはじめ、鈴木孝義副学長、一瀬勇規農学部長が在マレーシア日本国大使館を訪問しました。この訪問は、岡山大学日本留学情報センター（OJEIC）が新たに設立したマレーシア事務所の開所式に先立って行われました。岡山大学は、文部科学省から「日本留学促進のための海外ネットワーク機能強化事業」を受託しており、特に東南アジア地域における留学生数の倍増を目指しています。この日は、四方敬之特命全権大使との面談が行われ、両国の教育機関間での連携や学生交流の重要性について意見が交わされました。また、北岡龍也参事官からは、ダブル・ディグリーやジョイント・ディグリー・プログラムについての詳細な説明がありました。

四方大使は、日本とマレーシアの関係を深めるための取り組みについて述べ、岡山大学の役割を期待する言葉を贈りました。大使との対話の中で、現在のマレーシアの教育環境や私立大学での革新的な取り組みについても共有され、多様な教育のあり方が今後の留学促進に寄与することを強調しました。

岡山大学の国際事業は、特にASEANからの留学生の獲得に力をいれており、すでに過去の事業でミャンマーなどからの留学生を三倍に増やした実績もあります。今回のマレーシア事務所の開所は、さらなる留学生の受け入れを目指した重要な一歩であり、地域における岡山大学の存在感を高める狙いがあります。

このような取り組みを通じて、岡山大学は、日本留学を希望する学生に対して一層の支援を行っていく方針です。次世代を担う若者たちが、日本で学び、国際的な視野を広げるための架け橋となることが期待されています。岡山大学の今後の活動に、皆様のご注目とご期待を寄せていただければ幸いです。地域中核の研究機関としての岡山大学の挑戦を応援してください。特に大学と企業、地域社会との連携による共創を進めることが、持続可能な未来の実現に向けた鍵になります。これからも岡山大学が展開する多面的な国際交流事業にご期待ください。