横浜市立茅ケ崎東小学校で金融教育ゲームを実施

金融教育の新たな試み

2025年11月28日、横浜市にある茅ケ崎東小学校でブロードマインド株式会社が実施した出前授業が話題を呼んでいます。この授業では、カードゲームを使用して小学6年生の29名が仮想の人生を楽しみながら学ぶ機会を持ちました。

このプログラムの目的は、将来に向けた計画や準備の重要性を伝えることです。生徒たちは「ライフプロデュース」というカードゲームを通じて、貴重な時間と資金をどのように使うかを考え、自分らしい人生を描く力を育むことが期待されています。お金をただ稼ぐことではなく、限られたリソースの中で「叶えたいこと」の実現を目指すという新しい概念が導入されています。

出前授業の内容

この出前授業は、小学校の高学年や中学校、高校に向けて設計されており、キャリア教育や金融教育の授業に広く活用されることが見込まれています。今までに2,500名以上の生徒への導入実績があることからも、その効果が伺えます。授業の中では、ゲームを通じて現実の人生の様々な局面をシミュレーションし、リスクやチャンスを体験することができます。

児童たちのリアルな感想

参加した児童たちは、ゲームを通じて様々な学びを得たようです。ある生徒は、「ゲームだったけれど、人生は何が起こるか分からないということを再認識しました」と述べ、自分の将来を考えるきっかけになったと語りました。また、「見通しが持てていると行動しやすいことが分かった」といった意見もあり、計画的な行動がもたらすメリットについて感じたようです。

さらに、「急にトラブルが起きたりするので、現実でも備えることは大切だ」といった意見も見られました。このように、ゲームを経て得た学びを大人になった時にどう活かすかを考えることができたことも、参加者にとっての重要な経験となったようです。

大人へのアドバイス

子どもたちが大人になったときに自分自身に向けてアドバイスをする場面も興味深いものでした。「人生には思わぬことがあるので、ゆとりは大切。でもやりたいことはやったほうがいい」といった言葉からは、自由な発想を持ちながらも計画性を持つことの重要性を感じ取ることができます。

「時間とお金は大事だから、先のことをよく考えて行動しよう」と、実践的なアドバイスが出されたことも印象的です。さらに「チャレンジできる機会があれば、恐れず挑戦してみることが大事」という意見からは、子供たちの前向きな姿勢が伺えます。

金融教育の必要性

このように、若い世代に対する本質的な金融教育が今後ますます求められる中、出前授業はその一助となることでしょう。将来、自らのライフプランを実現するために必要な知識やスキルを身に付けることが、今回のプログラムの重要な狙いです。失敗を恐れず、挑戦し続ける姿勢が、理想の人生を諦めない力につながると信じています。

会社紹介

ブロードマインド株式会社は「金融の力を解き放つ」を企業理念に掲げており、様々な金融サービスの開発を行っています。最近では、保険や住宅ローンに関する無料相談を提供する『マネプロ』や、金融教育プログラム『ブロっこり』など、独自のサービスを展開しています。今後も、フィナンシャルパートナーとして、より良い未来を築くためのサポートを行っていきます。