海の大冒険!ブッチくんと学ぶ探検ツアー
2025年10月24日から26日までの3日間、神奈川県にある日本最大級の住宅展示場、tvkハウジングプラザ横浜にて「海の大冒険!ブッチくんと学ぶ探検ツアー」が開催されました。これは一般社団法人 自然科学体験学習ネットワークが主催したイベントで、次世代に美しい海の大切さを伝えることを目的としたものです。
会場の中には、360度の海中映像を楽しめるエアドームが設置され、参加者たちはジンベエザメのキャラクター「ブッチくん」とリアルタイムで会話しながら、海の魅力や海洋問題について学ぶ貴重な機会を得られました。
幼い探検家たちが集結!
イベントが行われたヨコハマくらし館には、雨天にもかかわらず多くの家族が来場しました。子どもたちがエアドームに入ると、360度の美しい海の映像が目の前に広がり、まさに海に潜ったかのような臨場感を味わいました。その体験の中で、参加者たちはおしゃべり好きなブッチくんと楽しく会話をし、大きな声でクイズに答えたり、一緒に合言葉を叫んだりしました。
ブッチくんの声は、ユーモアあふれるトークで知られるグッド良平さんとこいでまほさんが担当しており、子どもたちは笑顔で場を楽しみました。さらに、触れることができる魚の模型や、クイズに挑戦できる空間もあり、学びを深める工夫が施されていました。
学びと楽しさを両立
参加者には、海の生き物に関する情報が詰まった「ツアーファイル」が配布されました。クイズに夢中になりながら、子どもたちはそのファイルを参考にし、積極的に答えを出し、場内は賑やかさに包まれました。特にビニール袋を使って海を表現するアクションでは、全員が一体となって楽しい瞬間を共有しました。学ぶことを楽しむ姿勢が自然と育まれていきました。
この探検ツアーでは、海の生物についての解説を通じて、地球温暖化がサンゴ礁にどのような影響を与えているのかを学ぶ機会もありました。ブッチくんの説明に耳を傾ける真剣な顔の子どもたちの姿が印象的でした。
参加者の声
イベント終了後、参加した親子からは「ブッチくんがとても可愛かった!」、「クイズが楽しくて、海の生き物について学べた!」といった感想が寄せられました。「全方向に海が映っていて、本当に海の中にいるようだった」との意見もあり、多くの参加者がその体験を心から楽しんだことが伺えました。
このイベントを通じて、海の重要さを考え、将来にわたって海を守るために自分たちができることを考えるきっかけとなったのではないでしょうか。海の魅力に触れ、自らの行動として海洋問題を捉えることができる貴重な体験となりました。
団体とプロジェクトの紹介
このイベントは、日本財団の「海と日本プロジェクト」の一環で、海の豊かさを未来世代へ引き継ぐための幅広い活動を行っています。自然科学体験学習ネットワークも海の魅力を多くの人に伝えることを目指しており、今後も様々なイベントを通じて、海の大切さを広めていくことでしょう。