横須賀市で行われる自殺対策強化月間の取り組みについて

横須賀市自殺対策強化月間の実施

毎年3月は、自殺対策強化月間として、全国的に自殺防止のための取り組みが行われます。特に、この時期は自殺者数が増えることが知られており、各地域でさまざまな活動が展開されます。横須賀市でも、この重要な月にあわせて、市民の皆さんに自殺についての理解を深めてもらうためのイベントやキャンペーンを実施することが発表されています。

自殺予防街頭キャンペーン

3月19日（水曜日）には、横須賀中央駅周辺と京急久里浜駅周辺で、自殺予防街頭キャンペーンが行われます。このキャンペーンでは、ゲートキーパー登録者の協力のもと、相談窓口を紹介する冊子『よこすか心のホットライン』が配布されます。
目的は、自殺について考えるきっかけを提供し、相談することの大切さを広めることです。昼の部は午前11時から正午まで、夜の部は午後5時から6時まで実施されるので、ぜひ足を運んでみてください。

本庁舎のライトアップ

3月15日（土曜日）から3月17日（月曜日）までの期間、本庁舎北側が美しい藤色にライトアップされます。このライトアップは、横須賀市の自殺対策シンボルマーク「カタバミ」をイメージしたもので、より多くの市民に自殺対策への関心を持ってもらうことを目的としています。日没から午後9時まで点灯される予定ですので、ぜひ夜の街を照らす幻想的な光景をお楽しみください。

メッセージ展示

さらに、3月10日（月曜日）から3月14日（金曜日）までの期間、市役所北口1階の展示コーナーで、「ひとりひとりがゲートキーパー」をテーマに、メッセージリーフの展示が行われます。この展示には、市民の皆様が寄せたメッセージカードが貼付され、周囲に励ましの声が広がります。続いて、3月24日から3月28日までウェルシティ市民プラザ3階でも同様の展示が行われます。

こうした取り組みを通じて、横須賀市は地域の皆さんに自殺防止について考える機会を提供します。自殺は非常に深刻な問題ですが、私たち一人ひとりができることはあるのです。お互いの心に寄り添い、手を差し伸べることが、命を救う助けになるかもしれません。自殺防止強化月間を機に、ぜひ周囲に目を向け、そして必要な場合には手を差し伸べる勇気を持ってください。心の問題に対する理解を深め、無関心でいることのないようにしましょう。自分自身の心の健康も大切にしながら、地域全体で支え合うコミュニティを築いていきたいものです。